寺岡 孝
テラオカ タカシマンション購入で迷っています
住宅・不動産 不動産売買 2009/08/09 08:5844歳・独身女性・年収税込830万で4300万円のマンション購入を検討しています。
貯蓄2800万円のうち、満期のきていない国債や定期を除いた2300万円を頭金にあてるつもりです。
ローン返済には年間250〜300万円程(個人年金を解約すれば+70万)が当てられると思います。
お聞きしたいのは
1.年収と頭金から考え、いくらのマンションまで購入可能か。4300万円は無謀か。
2.貯蓄の他に12年前からしている個人年金(年払い70万円)が今解約したら約950万円になります。それも解約して頭金にした方がいいのか。
3.現在、財形3万・定期5万を毎月貯蓄していますが、ローン返済期間はそれをやめ、ローン返済に当てた方が良いのか。
4.ローンを組む場合は変動金利か短期の固定金利のどちらが良いか。
5.変動の場合で、35年返済で毎月の支払いを少なくし繰り上げ返済するのと、15年返済で毎月の支払いを多くし繰り上げ返済額は少なくするのでは返済総額にどのような差がでてくるか。考えているローンの繰り上げ返済は1万円からでき手数料なしです。またどちらにしろ、10年ほどで完済したいとは考えています。
色々質問してすみませんが、ご教授お願いします。
namitsukiさん ( 京都府 / 女性 / 44歳 )
マンション購入
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、マンション購入の場合はローン返済のみではなく、管理費や修繕積立金なども含めた金額を合計して、収入に対する比率を計算することが重要です。
ご自身の場合ですと、収入から判断して35年返済のローンであれば5,000万円後半までの借入は可能です。
ですから、自己資金と合算すれば7〜8,000万円の物件は購入可能でしょう。
で、今回のマンション購入でのローンは、財形をやられているようでしたら低金利の財形融資を利用することも検討してみて下さい。
また、銀行ローンであれば、それなりの資産をお持ちのようですから金利交渉も可能でしょう。
それによっても借り方が変わりますが、できれば短期間で返済し、低金利での変動や財形のものを利用することと思います。
さて、家計からみた資産では、現金という資産は融通がきく資産で維持するのも維持コストがかかりません。
しかしながら、不動産や株、保険といった資産は維持するためにコストがかかり投資金額が目減りする場合があります。
しかも、現金に替えたい場合はすぐには替えられません。
ですから、現金はうまく使う必要があります。
例えば、年金代わりに不動産賃貸物件を購入するのも選択肢の1つでしょう。
将来、ご自身のライフプランをどう考えるかによって、今回のような資金の使い方は変わってきますので、その点を踏まえて資金計画をすべきでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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