長谷川 進(経営コンサルタント)- コラム「日本ハムファイターズに学ぶ生き残りのための経営手法」 - 専門家プロファイル

長谷川 進
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり

長谷川 進

ハセガワ ススム
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
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日本ハムファイターズに学ぶ生き残りのための経営手法

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経営戦略 2007-12-21 11:08
中小企業診断士の長谷川です。こんにちは。
今日は生き残りのための経営手法についてのお話です。

ここ数年日本のプロ野球界では、北海道日本ハムファイターズが注目を浴びています。

東京から北海道に移転した時には、違った意味で注目されましたが、2年連続日本シリーズに出場し、昨年は日本一になるなど実力も急上昇しています。また観客動員数も増加し、球団経営の収益も大きく改善しています。

昔から地味なイメージの球団で、東京での球団経営が限界にきていたという事情から北海道への移転を決断されたのですが、北海道での生き残りをかけた経営手法には見習うべきことが多々あります。

・「スポーツと生活が近くにあるスポーツコミュニティーを形成する」という経営理念を明文化した
・「ファンサービス・ファースト」という戦略を打ち出した
・ヒルマン監督や新庄選手などが経営理念や戦略を理解し、積極的にファンサービスを実践した
・ファンサービスを実践するかたわら、「試合に勝つ」ための組織体制やITを整備した

経営トップが、会社が生き残り、成長していくための方向性を冷静に判断し、明確な指針を提示する。ヒトという経営資源が経営者の意図を理解し、必要なアクションを実施していく。投資する目的を明確にした上で、ITなど必要な投資は惜しまない。

現状を打破するために、前例がないことに対しても冷静な経営判断を下していく。この心構えは経営者にとって忘れてはならないことでしょう。

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