フラッシュマーケティングは武器か凶器か
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中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。
今日はフラッシュマーケティングについてのお話です。
グルーポンに代表されるフラッシュマーケティング。
昨年は一気に盛り上がり、怒涛の勢いでしたが、今年になって雲行きが怪しくなってきました。
事の発端は、今年の正月に発生したいわゆる「おせち事件」。
「おせち事件」発生前から、フラッシュマーケティングに関するクレームが徐々に話題になりだしていたこともあって、大きくイメージダウンしてしまうことになりました。
インターネットは、売上向上などの経営課題を解決してくれる「万能ツールである」との認識は間違いであるし、もしそのような営業トークを行う企業があるならば、そういった企業とのビジネス上の取引は遠慮すべきでしょう。
グルーポンに代表されるフラッシュマーケティングについても、あくまで中長期的な経営視点に基づいたプロモーションツールとして、利用価値があるかどうかを判断したいところです。
短期的な視点で見れば、当然利益には貢献しないわけですが、自社の商品やサービスを体験してもらうことで、中長期的に自社のファンを育てる覚悟があるのならば、フラッシュマーケティングも選択の余地があるはずです。
そこで変な色気を出して、短期的にも儲けようなどと考えてしまうと、トラブルの元になりますから要注意です。
インターネットは武器にもなりますが、使い方を誤ると凶器にもなる可能性を秘めているわけです。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
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