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中途半端な差別化こそ最大のリスク
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経営戦略
2010-03-19 09:53
今日は差別化についてのお話です。
業種や企業規模を問わず、日本中の多くの企業が価格競争を強いられています。
それも戦略的に価格競争を仕掛けているというよりも、価格競争をせざるを得ない企業のほうが圧倒的に多い。
経営者の方と話をしても、「何とかして価格競争から抜け出したい」と異口同音におっしゃいます。
しかし実際には、これだけ競争が激しい時代になってくると、価格競争から抜け出すのはなかなか難しいのが現実です。
中途半端な差別化では評価されず、顧客の心に響く差別化が求められます。
そうなってくると、ターゲット顧客を明確にすることがやはり重要となります。
ターゲット顧客にとっては、心に響き圧倒的な差別化が図られている。
逆にいえば、ターゲット以外の顧客の心に響かなくても気にしない。
ターゲット顧客が明確になれば、売り方も明確になるはずです。
中途半端な差別化こそ最大のリスクであると認識すべきです。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
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