稲垣 史朗(店舗インテリアデザイナー)- Q&A回答「P社を実名で表現するべきです!」 - 専門家プロファイル

稲垣 史朗
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。

稲垣 史朗

イナガキ シロウ
( 神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー )
パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
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施工不良・不完全な残補修について

住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2012/05/22 00:02

5月5日に「許容される施工上の誤差について」を質問した者です。とりいそぎお尋ねしたいことがあり投稿いたしました。

(なお、このサイトの使い方に慣れていなくて、先般の質問にご回答頂いた方にお礼をつけることができずに困っております。申し訳ありません。)

大手メーカー(以下、P社)で賃貸物件を新築しました。引き渡し後に残された不具合・不良箇所が多数あったため、残補修すべく覚書を取り交わしました。その残補修の第2期の期日が明後日に迫っております。

ところが、過ちを繰り返さぬよう施主点検をしたいと申し出たのですが、営業マンから突如電話があり、「P社としては残補修工事は完了したとみなしているので、点検など不要。あとは契約書にのっとって処理する」と言ってきました。

もちろん鍵は私共のところにありますので、自由に出入りはでき、実際、先日覗いてきたときには覚書で約束したはずの補修がなされていませんでした。その上、さらにひどい欠陥(天井が傾いているかも?)を見つけてしまいました。

質問1.

P社の態度の変化に驚いていると同時に、そもそもP社の一存で残補修を途中で投げ出すようなことが許されるのでしょうか?


P社営業マンはさらに、「今後はアフターサービスとして取り扱う」とも言っていました。遅延金の支払いを逃れるためでしょうか・・・

仮に「アフターサービス」として補修してくれることになったとしても、内容が建具枠の交換やフロアの貼り替えなので、騒音やほこりがひどく、入居者がいる状態ではとてもできるものではありません。P社の賃貸シリーズで建てたので、賃貸できる状態でなければ完成とは言えないことは、P社も十分ご存知のはずです。

P社営業マンらは私共を完全にクレーマー扱いし、支社長に直接申し入れをしたくとも、「先に文書を出せ」と拒絶します。


仏の顔も三度までといいますが、当初、私共は自腹を切ってでも別の工務店で補修をお願いするつもりでいました。それを、精鋭の職人を集めるからP社でやらせてくれと懇願され、残補修の覚書に至ったのです。本来の工期を2か月も過ぎているのに支社長も現れず、3度にわたり約束を反故にされ、修繕に来るたびにクロスに傷をつけられたりもし、怒り心頭です。(補足につづく)

補足

2012/05/22 00:02

(つづき)
質問2.

契約書に、軽微な修繕に過分の費用がかかるときは、修繕をせず金銭賠償に変えることができる旨書かれています。主語はP社ですが、もうP社には立ち入ってもらいたくないため、この条項を適用して縁を切ってくれと要求することはできるのでしょうか。


質問3.

(たぶん無理でしょうが・・・)金銭に変えることになった場合、賠償額は何を根拠に算出されるのでしょうか。相場や基準価のようなものはあるのでしょうか?裁判上、どのような根拠なら要求が可能でしょうか?


P社が裁判でなければ一銭も出さないと前々から言っているため、私共も写真や記録を集めたりと備えをしてきました。ただ、このところ持病も悪化し、本来の工事が終わっているはずの4月に予定していた手術を延期し続け、薬で耐えているような状況で、不安もあります。

勝敗はともかく世間に知らしめることが重要と思い訴訟を覚悟しましたが、自分の命も家族も大切なので、揺れています。

satomi929さん ( 愛知県 / 女性 / 34歳 )

稲垣 史朗 専門家

稲垣 史朗
リフォームコーディネーター

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P社を実名で表現するべきです!

2012/05/22 10:16

おはようございます。

今回の再度、ご質問からはある意味覚悟を決めて裁判に備えるという心づもりが伺えました。
そうで在るならば、正式に弁護士さんと相談されることをお奨め致します。

中途半端な覚悟では無く徹底的に戦われることが最終手段とお考えならば・・・
そうするしかないでしょうね。
P社なんて遠回りな表現をすることなく正々堂々と実名で投稿するべきだと思います。

経験上で感じたことですが、裁判と言う制度はあくまでも弁護士の「理論武装」の如何によって勝ち負けが決まり~あえて言うならば正しい事でも捻じ曲げられる事もしばしば在りますのでその点を覚悟されていた方が良いでしょうね。
特に今回の場合には建築専門で特に瑕疵に対して明確な知識と経験を積んだ弁護士さんを探されることをお奨め致します。
裁判と言うものはあくまでも「証拠」が大地主義で、次にその解釈の理論武装が物を言います。
当然、P社の顧問弁護士は建築会社の顧問でしょうから、最強と思っていた方が良いでしょう。
幸運を祈ります。

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