「Oの発音はいくつあるのですか？

うちの子が習っている英語教室のフォニックスレッスンでは、

１つしか習わないのでちょっと不安なのですが。」

というご質問をいただいたのでお答えしますね。

みいちゃんママのフォニックスルール一覧表　を見ていただくと1発でわかりますが、

Oの発音の仕方は3通りあります。

o は母音（ぼいん）で、発音の仕方は３つあります。

アルファベット読みが１つ。

音読みが２つ。

あなたがお持ちのフォニックス表の o の欄には、

３つの発音がしっかり書かれていますか？

もし書かれていないとすると、

そのフォニックス表はあまり役に立たないかもしれませんね。

他の大事なことも抜け落ちている可能性があります。

o のアルファベット読み：　「オゥ」

o の音読み：　「オとアが合体したような音」 と 「口を少ししか開けないァ」

単語を例にとり説明しましょう。

1. omelet　：音読み「オとアが合体したような音」

2. octopus　：音読み「オとアが合体したような音」

3. top　：音読み「オとアが合体したような音」

4. rose　：アルファベット読み「オゥ」

5. home　：アルファベット読み「オゥ」

6. mother　：音読み「口を少ししか開けないァ」

7. come　：音読み「口を少ししか開けないァ」

１～３番の o 部分は、

アメリカ英語の場合、

日本語の『あ』に近い音に聞こえる『オ』のように発音。

日本語で『お』と発音する時の２倍くらい大きく縦に口を開け「オ」。

口の中に中くらいのプチトマトをポコッと入れているような口の開け方。

大人の場合、

人差し指の厚みの３倍程度の長さ分、しっかり縦に口を開け、

『オ』という声を出し発音するのがコツ。

４～５番の o は、『オゥ』。

アルファベット読みです。

『オ』を強くハッキリ、『ゥ』は弱く発音するのがコツ。

これを発音記号で書くと、[ou] 。

５～６番の o は、短く軽く弱く『ァ』。

この発音は、日本語の『あ』とはまったく違う音です。

どうやって発音するかというと、

口の開け具合は、人差し指の厚み程度、縦に軽く開け、軽く短く『ァ』。

umbrella の　u と同音。

発音記号は、v が逆立ちしたような記号。

日本人は、この発音が非常に苦手です。

日本語の『あ』で発音してしまう方がとても多いのですが、

それはまちがいです！

日本語の『あ』とは口の開け方が全く違うので、

しっかり発音練習しましょう。

英語耳をもたない人がこの発音をネイティブ音声付の電子辞書で確認しても、

日本語の『あ』と同じ音だと誤認してしまう可能性が高いです。

英語耳を持たぬ人は、

発音記号を見ながら、この発音を練習すると、

違いが認識できるようになりやすいのでお試し下さい。

日本語の『あ』と同じように口を縦に開けないこと。

軽くちょっとだけ開けて下さいね。

フォニックスルールがしっかり書かれたフォニックス一覧表と、

それをどう発音するかがわかるＣＤが欲しいなという方は、

フォニックスルール一覧表とＣＤのセット　を使って勉強するのがおすすめです。

幼稚園児や小学生がフォニックスを学ぶ場合は、

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がわかりやすくておすすめです。

A4フォニックスルール一覧表はチェックシートとして使い、

A3フォニックスルール一覧表はお部屋や、お風呂に貼り、大きな声で読み上げていると、

フォニックスが楽にスイスイ覚えられ、発音記号まで読めるようになります。

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