今日、小学生レッスンで小４女子がちょっと面白いことを言った。

みいちゃんママの英語教室では、この1年間に習った全範囲を試験範囲とする進級テストを毎年3月に行う。

そのテストで合格点を取れない子は、強制的に退会となるもんだから、

子供達は１～2月は必死に勉強するのだ。

その女の子は、「試験範囲をちょっと少なくして欲しい。」と言い出した。

「なぜ少ない方がいいの？」と私が尋ねると、

「試験範囲が狭い方が、試験勉強がバッチリできる。範囲が広いとバッチリおぼえられないから。」

とその子は答えた。

すると、その横にいた小３の男子も、「うんうんそうだ！」というように強くうなずいた。

これは面白いなと私は思ったので、こう言ってみた。

「試験範囲を狭くしたら楽だね～！100％バッチリ覚えられるんだね？

う～ん、じゃあ、来週までに範囲をどうするかをみいちゃんママは考えてみよう！」

すると、女の子は「やったー！」といわんばかりに超うれしそう！

横の男の子も、めちゃラッキー！とガッツポーズ！

私はまた聞いた。

「勉強はめちゃ楽になるね～。そんなに超楽しちゃって得られるものは何か？　

試験勉強はめちゃ楽になる。けれど、楽することによって失うものはないの？」

すると、二人はあるわけないじゃん！なぜそんなことをみいちゃんママは言うのか不思議でたまらんといった顔。。。

私はすかさず言った。

「楽した分、減らした英語は全く頭に残らない。それは自分にとって、得なのか？損なのか？どっちだい？
1週間よく考えて、来週のレッスンで、減らすか、減らさないかを決定しよう。
言っとくが、志の高いものしか大成功はしない。
志をもっとたかく掲げよ！
次回、どうしたいかをもう一度聞くことにしよう。
今日のレッスンはこれまで！」

と言ったら、男の子はその場で、「僕は全部やる！」と答えた。

女の子は即答はしなかった。

来週のレッスンが楽しみなみいちゃんママである。。。。（笑！）

これだから、児童英語教師は楽しくてやめられない！！！

テストが何のためにあるか？

これをしっかり理解できない子は伸びない。

しかし、これを理解できた子はグングン伸びていける子に育つ。

来週が楽しみだ！！

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