佐藤寛朗(心理カウンセラー)- Q&A回答「税理士の先生を入れた話し合い」 - 専門家プロファイル

佐藤寛朗
カウンセリングは自分探しの共同作業

佐藤寛朗

サトウヒロアキ
( 心理カウンセラー )
ミック研究所 理事長
Q&A回答への評価:
4.4/5件
サービス:0件
Q&A:19件
コラム:0件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

従業員の報酬を上げたい

法人・ビジネス 事業再生と承継・M&A 2022/09/06 22:46

どの分野が正しいのかわからず、すみません。
夫は勤務先では役員の一人になっております(零細企業です)しばらく前に社長より、事業継承の話が出ておりました。いずれ会社の株も購入して欲しいと言われていましたが、肝心の社長が病気になり、あまりに進行が早く、株を購入するどころか、会話はもとより署名捺印すら出来ない状態になってしまいました。社長は規模に合わないかなりの役員報酬を得ており、かなりの売上があるにもかかわらず、奥さんは「今期も厳しい」と毎回言い、従業員の賞与や昇給も渋り、激務の夫も報酬は平行線です。経理士からも、常々役員報酬が高すぎると指摘されていましたが、奥さんはそこは無視しています。社長には、経営状況を知って欲しいと言われていたのに蚊帳の外です。(実際は売上や経費等把握しています)昇給に応じてもらいたいですが、どうしたらよいでしょうか?

補足

2022/09/08 12:27

佐藤先生
アドバイスありがとうございます。
数人の零細企業ですので、さすがに嘆願書は難しいかもしれませんが、税理士とは近いうちに会って来ようと思います。
社長がアルツハイマーのため、事業承継の話も頓挫し、意思確認も出来なくなっている今、会社の株を購入することは難しいでしょうか?
社長家族の私用の車も会社名義でガソリン代ですら経費とする人達で、以前は親族が横領していたくらいです(社長に知らせて退職してもらいました。)
今は奥さんが保守的で会話すら夫としません。
社長が亡くなるまで役員であっても株も持たない夫は何も動けないでしょうか?

yori1205さん ( 栃木県 / 女性 / 51歳 )

佐藤寛朗 専門家

佐藤寛朗
心理カウンセラー

- good

税理士の先生を入れた話し合い

2022/09/07 10:02
( 5 .0)

こんにちは、問題は 事業継承、社長の病気(重い状況)、社長の役員報酬の高さ、夫、従業員の給与は平行線。その上での質問は昇給に応じてもらうにはどうしたら良いか、ということですね。

かなりの売上があるとのことですので昇給等の原資はあるということですね。ご質問者の立場が分かりませんが、以下参考にしてください。

A.顧問税理士さんはいると思われますので、売上の推移、粗利、利益等の推移を元に売上に対する役員報酬の高さと従業員の昇給の必要性について再度話をしてもらうことが上げられます。その上で
B.従業員全員で嘆願書を出してみてはいかがでしょう。対立してしまうとこじれますので、これまでのお礼と、引き続き帰属意識をもって貢献したい、ということを前提に従業員の立場に立っていただきたい旨をまとめてみてはいかがでしょう。社長の体調を考えると今がタイミングかもしれません。さらに事業継承の話があるならそのことも含めて現状では承継できない旨を含めてまとめてみてはどうでしょう。書く際には税理士の先生と相談してみてください。数字の根拠が必要だからです。

気になるのは規模に合わない役員報酬、それに対して従業員は平行線とあること。経営者の私益中心の考えがあるなら難しい話でもあることは確か。私利私益の自己中心性の経営者の資質があるなら、継承の話と将来の中長期経営計画と合わせて税理士の先生を入れた話し合いが必要かと思われます。

評価・お礼

yori1205 さん

2022/09/12 14:13

分かりにくい質問にもかかわらず、ありがとうございました。

佐藤寛朗

2022/09/13 10:13

yoriさん、こんんちは、評価頂きありがとうございます。社長はアルツハイマーだったのですね。私益中心の経営者一族の株を購入することについては、正しい会計処理と今後の経営方針が明確に示された後の話のような気もします。今の状態で株を購入して、諸々の責任を引き受けることになるとしたら、少々気になりまりますね。
 会社の存続にとって役員間の信頼関係があるかないかとても重要な問題です。ご主人が本当にこの会社を継承していくお考えがあるかどうかも含めて役員会の開催等顧問の税理士先生と話される必要がありますね。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&A