松岡 在丸(建築プロデューサー)- コラム「街の中で倒れている人に近づかない人は家を建てるな」 - 専門家プロファイル

松岡 在丸
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マツオカ サイマル
( 東京都 / 建築プロデューサー )
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街の中で倒れている人に近づかない人は家を建てるな

- good

2014-06-03 18:02

いい家を建てて欲しい、家族の幸せのために素敵な家をプロデュースしたい。

そんな思いから家づくりに取り組む一方で、「こんな人には家をプロデュースしたいとは思えない」と思えるお客さんというのもいらっしゃるんです。

倒れている人に近付けない人


街の中で誰かが倒れていても、「誰かが何とかしてくれるだろう」という思いからか、自分からは決して近づこうとしない人が増えているように思います。

もちろん、警戒心に満たされてしまう社会に生きているということもありますが、率先して声を掛ける勇気や、不測の事態に対処する知恵や知識というのも必要。

子供が苦しんでいるとき、親が苦しんでいるとき、配偶者が苦しんでいるとき。自分から率先して動くか、誰かの助けをただ待つか。

人に「幸せを引き寄せる特質」があるとすれば、率先する勇気を持つ家族なのではないでしょうか。

周囲の迷惑を考えずに大声で喋る人


電車の中で、周囲の迷惑も考えずに、内輪で盛り上がって大声で談笑する集団を見掛けたりすることがあります。

自分の言動が周囲に与える影響を考えないというのはとても子供じみたこと。社会人としてのマナーが無い、という方も増えているような気がしませんか?

他の人へのマナーがある人は、実は家の中でもマナーが行き届いています。部屋の中が清潔で整っているか、バスルームは常に掃除されているか、毎日の食事が家族の健康を顧みるものとなっているか。

社会的マナーと家の雰囲気とは無関係ではありません。

公共の場で子供を叱るな、説教するな


家を出る前に、「今日はデパートに行くけど、おもちゃを買ったりはしないからね」という約束や説明をすることなく、おもちゃ売り場で駄々をこねる子供に、怒鳴るように説教を始める親がいます。

子供は、きちんと説明されれば分かることなのに、何も説明されないで突然怒られるので混乱します。

こうしたことの蓄積が、親子関係を歪ませていきます。

親が家でしっかりと子供の社会的マナーを教えることができているかということと、その家がとても公共性があるか否かということも意外と密な関係にあります。

多くの訪問者がある家は、例えばリビングも公共の場所としてしっかりとマナーが大事であることを子供が家で訓練されます。

たくさんの大人と接することができるかどうかで、子供が自分の意見を言えるかどうかも変わってきます。

家で何もせず、いきなり外出先で子供にマナーを教えるというのは、社会の他の人達にとって迷惑な話です。



いい人にこそいい家に住んでほしい。これからは、いい家がいい人を選ぶ時代。この機会に、家族のマナーというものを振り返ってみませんか?

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街の中で倒れている人に近づかない人は家を建てるな [via Housing World Corp.]

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