吉武 利恵
ヨシタケ リエグループ
花見の今昔
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イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。
日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。
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日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.35
今回のテーマ「花見の今昔」
日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵
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お花見のシーズン到来です。
昔は、梅を見る「梅見」、桜を見る「桜見」、そして桃を見る「桃見」などがありましたが、
今では、お花見といえは、「桜」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
現在の花見というと、ブルーシートで場所取りして、桜を見ながら酒盛りしている方を多くみかけます。
桜と共に目に入ってくるのは、ブルーシートや多くの人です。
桜は美しいのですが、人の方は・・・いかがでしょうか?
たまに、桜だけ見ていたいという願望が生まれるのは私だけでしょうか。
では、昔を振り返ってみましょう。
花見が盛んにおこなわれるようになったのは、江戸中期の元禄のころです。
当時は山桜でしたので、今の染井吉野のような迫力はなかったと思います。
武家は家紋入りの幕を張り、町民は麻の縄に小袖や羽織を通して幕替わりにし、
美しい小袖を競って掛けるのが流行しました。
そして、裕福な女性たちの間ではわざわざ花見のために小袖を誂えたり、レンタルしたり、花よりも艶やかに着飾って、男性の目を楽しませたそうです。
当時の花見の様子は浮世絵で垣間見ることができます。
しかし、タイムスリップして実際に見てみたいものです。
日本文化として、花見のマナーや周りの方への配慮を忘れずに、伝えていきたい行事の一つです。
江戸時代の先人に習って、ぜひ、春らしい装いで周りの方の目を楽しませてあげてください。
・周りに配慮して花見を楽しむには、何が必要でしょうか?
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