中沢 努(コンサルタント・研修講師・講演講師)- コラム「せいさつ」 - 専門家プロファイル

中沢 努
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ナカザワ ツトム
( 東京都 / コンサルタント・研修講師・講演講師 )
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー 代表
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せいさつ - 100~091 のコラム一覧

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せいさつ(100)思想に命をかけた女性 シモーヌ・ヴェイユ

金や名誉など、俗なものに魂を売る人間は多い。 しかし、その逆のものに自分を預け、それを貫くために命をかけ、実際に死ぬ人間は少ない。 今日は、「悲惨」や「苦しみ」を理解するために自ら進んで心身を傷つけ、死んでいった哲学者の話しをしよう。 その哲学者の名前はシモーヌ・ヴェイユ(シモーヌ・ヴェーユ)。 1909年パリに生まれ、最後は入院先の病院で医師の説得を受け入れず食物を拒否し、飢餓同然で34と...(続きを読む)

2010/10/19 09:00

せいさつ(099)倫理とは何か? デュウイ=タフツの倫理学

皆さん、倫理とは何でしょうか? 「社会で『やってはならない』とされていることをやらないこと」だと漠然と思っている人は多いと思います。 では「社会規範の通りに生きていれば倫理的か」と問われるとどうか? ううん。考え込んでしまう人が多いと思います。 一体、「倫理」とは何(或いはどういうこと)をいうのでしょうか? デュウイ=タフツはこう言っています。  (A)倫理学は、行動を正邪、善悪の考察にたっ...(続きを読む)

2010/10/18 09:00

せいさつ(098)嘘を見抜く F・ベーコンの「4つのイドラ」

本当はあるのに、それが「見えない」ということがあります。 本来であれば「見える」ものがなぜ「見えなくなる」のか? 見えなくしている「何か」があるからです。 さて、その「何か」って何でしょう? フランシス・ベーコンという哲学者は、この犯人を「イドラ」という名前で呼びました。 イドラとは偶像のことです。 「人間の知性をすでにとらえてしまって、そこにふかく根をおろしているイドラと誤った概念は、た...(続きを読む)

2010/10/15 09:00

せいさつ(097)会議の多い組織は優秀? オッカムの剃刀

(その1) 理由は不明だが、いつもどこかで誰かが会議をしているという「会議長者」の会社があった。 お気の毒である。 なぜなら、その大半は「会議のための会議」であって本当に意味のある会議は少なかったからである。 (その2) 会社の業績をより正確に評価したいという理由で多数の組織業績指標を設ける会社があった。 お気の毒である。 なぜなら、指標化するための数値入力など指標管理業務が忙しくなり、本来業...(続きを読む)

2010/10/14 09:00

せいさつ(096)貧困原因とヘーゲルとローザ・ルクセンブルク

今に始まったことではないが、貧困が社会問題となっている。 貧困を解決しようという理念に異論は無いし、そのために何かするということは大切だと思うが、今の貧困問題の扱われ方には少し違和感を覚える。 「お手軽」というか「軽い」というか・・・。 私にはそれらが、ゴミ捨て場を自分の家の前から他人の家の前に移しただけ(或いは移そうとしているだけ)のように見えるからである。 貧困がこれほど問題とされる...(続きを読む)

2010/10/13 09:00

せいさつ(095)出世する人はエゴイスト? カントの人間学

(その1) あるところに、出世に出世を重ね、長きにわたりトップの座を守りつづける大企業の社長がいた。 「老害だ」という周囲の言葉などどこ吹く風。社長は周りにイエスマンを侍らせ、わが世の春を謳歌し続けた。 (その2) あるところに「あの先生に頼めば無理なことでも何とかしてくれる」という評判の政治家がいた。 なるほど不思議なことに、その先生の手にかかると無理なことでもどうにかなってしまうのが常だっ...(続きを読む)

2010/10/12 09:00

せいさつ(094)真実とは何か? プラトンの「洞窟の比喩」

私たちは通常、身の回りに起こったできごとを自ら認識し、事実や現実として受け止めています。 自分自身で認識したのですから、普通は、受け止めた内容を疑いません。 受け止める際の解釈の仕方が間違っているかもしれないなどの疑いを持つことはあっても自分の判断や解釈だという現実感自体を疑う人はあまりいないでしょう。 しかし、それは本当に正しいのでしょうか? 哲学者プラトンの教えの中に「洞窟の比喩」というも...(続きを読む)

2010/10/08 09:00

せいさつ(093)人間の質は経験の質 ロックのタブラ・ラサ

世の何にはいろいろな人がいる。 いろいろな人がいるということは、いろいろな質の人がいることでもある。 これを「人間の質」と呼ぶとする。 そして、これに沿って人間を3分類してみる。  ・人間の質が高い人  ・人間の質が中の人  ・人間の質が低い人 さて、この差はどこから来るのだろうか? 哲学の世界に「生得観念」という言葉がある。 人間にとって観念は生得的なものか否かを議論検討する際に使われ...(続きを読む)

2010/10/07 09:00

せいさつ(092)快楽は禁欲が生む エピクロスのアタラクシア

エピクロスというギリシアの哲学者は快楽主義者だ。 快楽主義者であるから快楽を良きものとして捉え、快楽を推奨した。 あり得ない話しだが、もしあなたの前にエピクロスが現れ、あなたに快楽主義を説き勧めたらあなたは嬉しいか? 私は嬉しくもありちょっと残念でもある。 なぜなら、エピクロスの快楽主義は「禁欲的な快楽主義」だからである。 エピクロスは快楽を「刹那的な快楽」と「永続的な快楽」に分けた。 そ...(続きを読む)

2010/10/06 09:00

せいさつ(091)知ある無知 ドクタ・イグノランティア

誰もが知っていることだが、宇宙旅行に丸腰で行くことはできない。 水や空気や食物がないからだ。 この事実からもわかるように、人間は人間だけで生きることができない。 あたりまえのことだが、私たちはこのあたりまえのことを日常において忘れている。 例えば地球環境。 ・科学(サイエンス)の力で環境を保護する。 ・技術(テクノロジー)の力で地球を守る。 聞こえはいいが、私にはとても危うく感じる。 ...(続きを読む)

2010/10/05 09:00

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