森岡 篤(建築家)- コラム「神奈川県立近代美術館、坂倉準三展−3」 - 専門家プロファイル

森岡 篤
庭を取り込む心地良い空間、永く住むためのフレキシブルな家

森岡 篤

モリオカ アツシ
( 建築家 )
有限会社パルティータ 代表
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神奈川県立近代美術館、坂倉準三展−3

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家の話あれこれ 2009-09-08 23:17
神奈川県立近代美術館の鎌倉館

2階の展示室を出ると、中庭に接するホールに出ます。
適度に閉鎖された中庭のサイズが程良く、とても気持ちが良い。
ふしぎなもので、先ほどの模型と図面を見てから、改めて建物を見ると、あの外壁の安っぽさが気にならない。

どうやら、この美術館に最初に訪れたときの初印象が固定観念となって、今までまともに見ていなかったようです。
私は、改めて美術館内外を、時間をかけて歩いてみました。

美術館は、鶴岡八幡宮内、自然に囲まれたすばらしい環境にあり、幹線道路から適度な引きを持って配置されています。
建物構成はシンプルです。
展示室は2階、開放的なエントランス、階段を上がります。
コルビュジェの影響を受けたピロティを持ち、浮遊感を感じさせます。

広すぎず、狭すぎず、丁度良いサイズ、プロポーションのきれいな中庭が、とても心地良い。
中庭を抜けると、ピロティを介して、広大は池が拡がり、一面の蓮が美しい。

今回の坂倉展のおかげで、すっかりこの美術館が好きになりました。
有意義な一日でした。


この美術館の再認識のきっかけとなった模型は、普通のスチレンボード製の模型ですが、展示室内なので、撮影は控えました。
この写真は、展示室外に展示された模型で、鉄骨を透明な材料で表現したものです。実物で見ることはできないのですが、美術館を別の面で表現した興味深い模型です。
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