
小木野 貴光
オギノ タカミツ「住宅密集地」「狭小住宅」の家づくり のコラム一覧
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折形
折形を知っていますか?
日本の伝統礼法で、お礼のモノやお金など、紙で包む方法・・・というか、作法です。
女子高生・女子中学生が、授業中に手紙を複雑な形で折って、廻しているのも、
広義な意味で、折型かもしれません。
連れ合いが、倣いに通っていて、お客様にお祝いなど渡す時に、
頼んで、折型を施して貰っています。
写真は、住宅の竣工写真集に、折型を施したもの。
凛としてるでしょ!...(続きを読む)
住宅密集地の光あふれる家のつくり方!「視線の抜け」
周囲が囲まれている、住宅密集地では、圧迫感のある狭苦しい空気になりがちです。
圧迫感の無い、伸びやかな環境を形成するには、
視線の抜ける場所をつくる事が大切です。
中庭上部の吹抜け空間は、視線が抜ける場所であり、もう一つ部屋が有る様に感じ、
吹抜けを効果的に配する事で、伸びやかな住空間が形成されます。
小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 (続きを読む)
住宅密集地の光あふれる家のつくり方!「屋上テラス」
住宅密集地では、家の前にすぐ家が建っています。
良い眺めが得られない場合が多いのですが。
屋上テラスを設ける事で、眺めの良い場を獲得します。
どんなに建て込んだ町でも空はかならず平等に存在します。
都心で、空が見えるという事程、豊かな事は有りません。
また、住宅密集地には、高い4階以上の建物が建っている
場合が少なく、廻りの家の屋根の上の、屋上テラスからは、
遠くの景色まで眺められ伸びやか...(続きを読む)
住宅密集地の中庭のある家
住宅密集地では、空気の入口と出口をつくってあげる事が大切です。
空気の出入りが無いと、ジメジメした淀んだ空気が溜まってしまいます。
そこで、中庭を設ける事で、空気の入口・出口として機能させ家全体に、
新鮮な風を取り込みます。
当然中庭からは、光も取り入れ、もう一つのリビング、
アウトドアリビングとして使える家になります。
中庭の上部の空から、明るい光が下りて来る景色。
小木...(続きを読む)
住宅密集地の光あふれる家のつくり方!「階段」
下町や都心部では、住宅が密集・敷地の小さな町が、広がっています。
圧迫感を感じ、光が入らず暗く、風通しの悪いジメジメした、
住環境の家が立ち並んでいます。
「風」と「光」を取り入れ、伸びやかで、高さ制限を上手くクリアする、
光あふれる明るい家の創り方をお伝えします。
階段
階段は、屋上から1階まで、住まいの軸となる部分です。
その軸を「光」と「風」を取り込む筒とします。
光を通す為、階段は...(続きを読む)
木造住宅のリフォーム
木造住宅のリフォームに特化した設計の勉強会に参加して来ました。
構造が、しっかりしている建物のリフォームは、ごく簡単なのですが、
築35~40年以上経つと、コンクリート基礎に、鉄筋が入っていない、
断熱材も入っていない、
そんな建物が当たり前の様に有ります。
設計事務所が設計していれば、そんな事は無いのですが・・・・・
意識の低い人により、建物がいい加減につくられていた、時代が有ります。
そ...(続きを読む)
マンションリフォーム
新宿家づくりセミナー、参加者さんからお礼の連絡を戴きました。
ちょっと嬉しいですね!
お役立てたかな。
マンションリフォームに興味有りという事で、
セミナー後、弊社のホームページを見て、
リフォーム事例がかなり参考になったとの事です。
このマンションリフォームでは、ちょっと可愛い照明に変え、
浴槽を大きくし、玄関を広げ収納にもなる、ベンチをつくっています。
その他、壁天井床を、高級感のある素...(続きを読む)
施主らしい間取り
出身地である、静岡県は浜松の友人に相談を受け、
住宅のプランニングをちょいと、してます。
住宅の間取りって、機能だけを満たせば良いものでは無いんですよね。
建て主さんの、子供部屋が2階に欲しいな~など・・・直接的ご要望を間取りに入れただけだと、
総じて・・・・・使い勝手が良いね・・・・・・ってだけで、
建て主さんらしい個性が出て来ない。
住宅には、見せ場が必要で、それは、中庭かも知れない、
光...(続きを読む)
再建築不可能な建物
道路の条件など、現行法規では、再建築不可能な建物が有ります。 セミナーを受けられた方には、 再建築不可能物件を新築に近い遣り方で建て替える手法が有りますよという話をしています。 但し、 ちょっと気を付けてください。 法律や、その運用は、年月を経ると変化します。 なので、現在可能な、再建築不可能物件を新築に近い遣り方で建て替える手法が、 将来的に使えるかと言われると、なん...(続きを読む)
坪って何のこと?
前回と打って変って、今回は基礎編。 知っている方には、あ~たり前の内容ですが・・・・・ お恥ずかしながら、私は、設計の仕事を始めるまで、今一しっくり来ていませんでした。 それは、坪という単位。 土地や建物の大きさの話をする時、 50坪の土地をさがしていて、30坪ぐらいの家を建てようと思っている。 なんて、話が当たり前の様に飛び交います。 この坪ってどんな単位でしょうか? 日本の家づくりでは、...(続きを読む)
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