タワーマンションの注意点2 (維持費面)
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今回も前回に引き続きタワーマンションの注意点のお話です。
今回は購入した物件の維持費の観点からです。
タワーマンションは低層階と上層階では4倍くらいの価格の開きがあります。
しかし、一度気に入ったタワーマンションなのだからということで、
自分達の予算だけ考えて低層階の広めの物件を取得する人もいらっしゃいます。
結構、値段だけ考えて、こういう物件に人気が集中することもあります。
これで住宅ローンの負担を軽減できたと満足するところですが、
その後の管理費や固定資産税の高さに驚くことになります。
マンションは区分所有法によって、管理費や固定資産税等は
専有面積に比例した部分を負担することになります。
言い換えれば、低層階の人も高層階の人も同じ専有面積であれば、
管理費や固定資産税等は同じ金額なのです。
同じ専有面積で、3000万円台の物件と6000万円台の物件を比較した場合、
維持費の負担面は当然3000万円台の人の方が大きくなります。
これはタワーマンションの注意点の中でも、一番重視しなければならない所です。
マンションの維持費は「住宅ローン+管理費+固定資産税」ということを理解しておきましょう。
沼田 順
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