沼田 順(ファイナンシャルプランナー)- コラム「2019年5月の住宅ローン金利と今後の見通し」 - 専門家プロファイル

沼田 順
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ヌマタ ジュン
( 兵庫県 / ファイナンシャルプランナー )
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2019年5月の住宅ローン金利と今後の見通し

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相談業務 店舗タイプ 2019-05-07 00:00

 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。4月24~25日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。


 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、4月25日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では物価上昇率が19年度は+0.9%、20年度は+1.3%、21年度は+1.6%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。(21年度は初公表。1月時点に比べて、20年度が-0.1%下方修正)


 次に長期固定金利です。5月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比0.01%上昇の1.690%となっています。長期金利が、ほぼ横ばいで推移したことが要因と考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利も強含みの展開となりそうです。


 日銀は25日の金融政策決定会合で、政策金利のフォワードガイダンス(将来の指針)を修正し、現在の金融緩和政策を「少なくとも2020年春頃まで」とするとともに、担保要件の緩和なども打ち出しました。


 いつまでたっても達成されない物価上昇率2%を、何としても達成させるとの意気込みですが、この政策の発表直後には材料出尽くしとして逆に長期金利が上昇するなど、日銀の思惑通りにはいかないようです。


 住宅ローンの金利水準も現在の長期金利をほぼ織り込んだことから、当面は横ばいで推移すると考えています。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、7日正午に発表の予定です。

沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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