中村勝己(建築家)- Q&A回答「擁壁について」 - 専門家プロファイル

中村勝己
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中村勝己

ナカムラカツミ
( 広島県 / 建築家 )
中村勝己建築設計事務所 
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南側高低差の擁壁について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2022/01/29 08:06

現在土地の契約前ですが、一点気になる点があります。土地南側に2メートル以下の擁壁があり、図面や管理の取り決め、検査済証などはないようです。石積みの擁壁ではないし、土砂災害警戒区域でもないので崩れないと仲介不動産に聞いたのですが、古家は昭和55年築ですし、その頃に出来たものだとしたら、40年以上経っています。
擁壁工事となると工事費がかなり掛かると聞いたので心配しています(今の擁壁がいつまで持つのか、やり直すことが必要になった場合の費用など)。
現時点で上記不安を解消できる方法がありましたら、ご教示いただけますと幸いです。

ぴの0119さん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )

擁壁について

2022/01/29 11:20

擁壁の状態を文章のみで判断するのは難しいのですが、古屋を建てた際の確認申請、検査済み証があり、その図面に擁壁が明記してあれば、検査を受けている場合があるので検査期間に問い合わせしてみることもできます。
検査済証がない場合は、新しく建物の基礎と擁壁の距離や角度を指摘され、擁壁から建物をはなさないと建築許可が降りない場合がありますので注意が必要です。
この場合は擁壁近くまで建物が建てられない、建物形状が制限されることもあります。
行政により擁壁の扱いが異なりますので問い合わせが必要です。

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