
森本 直人
モリモト ナオト教育資金100万円の預け先
マネー 教育資金・教育ローン 2009/02/26 13:11よろしくお願いいたします。
4歳半の娘がおります。一人娘です。
夫・45歳。私・36歳です。
娘が生まれてから、こつこつと普通預金に貯金していたものが100万円になり、
どこかへ預けようと思っております。
普通に定期だと、今は利率がないようなものですよね。
それで、投資などのリスクがないもので、少しでも有利なものがあれば・・
と思い、郵便局に相談に行きました。
定額貯金は0,25%とのこと。
なので今は、保険の方が有利ですよと教えられました。
勧められたのは「新フリープラン」という普通養老保険です。
死亡保障のみ付いてるもので計算していたようです。
高校二年生まで、すなわち12年のプランで作成してもらったところ、
払込額が94万7千円ほどでした。
5万3千円ほどお得になるという単純な考えでいいのでしょうか・・。
総額という欄は、1,035,504円となっています。
なぜ100万じゃないのか聞き忘れましたが。
娘には、200万の学資保険をかけております。
あと、私名義の保険も100万円ありそれも教育資金にと考えております。
預貯金はほかにもありますので、手元資金が足りないということはありません。
単なる定期だと、使ってしまいかねない!と思っているので
なるべく解約出来ないような商品がいいなと思っています。
金融機関で、満期期日指定特約付定期預金というような商品がありますよね?
解約出来ないという条件の代わりに、利率がいいというものです。
あれも考えていたのですが・・いまいちよく理解していないのも事実です。
理解してないものには手を出せないので、もうちょっと勉強したいです。
アドバイスよろしくお願いいたします。
まゆまゆっちさん ( 北海道 / 女性 / 36歳 )
教育資金の運用について
まゆまゆっち様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、教育資金の運用に、死亡保障は必要か、という視点で考えてみては、いかがでしょうか。
お書きいただいた、払込額94万7千円、12年後の受取額1,035,504円で、利回り計算したところ、年複利で、0.75%程度になりました。
もし、12年は、解約できない(解約すると損をする)という条件で、死亡保障が不要であれば、もっと良い条件のものがあるはずです。
理屈としては、10年固定の国債を購入すれば、その利回りを上回ります。ただし、保険商品には、税制メリットもありますので、慎重に比較検討してください。
注意点は、数年後に金利が急上昇した場合です。金利が、2〜3%に跳ね上がった場合は、「12年間動かせない」という選択は、後悔するかもしれませんね。
貯蓄性のある学資保険も同じです。
12年の間に、急激なインフレが起こり、物価が急上昇するシナリオも絶対にない、とは言いきれませんので、インフレ対応型の金融商品も、資産の一部に組み入れておくとよいと思いますよ。
もちろん、12年以内にハイパーインフレが起こるような可能性は、低いと思われますので、元本保証にこだわる場合は、定期預金や個人向け国債をお持ちになるとよいでしょう。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。