森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「購入可能額の算定方法について」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
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いくらくらいの住宅が購入可能でしょうか?

マネー 住宅資金・住宅ローン 2008/03/10 11:05

マイホームの購入を考えているのですが、購入可能額がどのくらいなのか、また貯蓄や教育資金などについてアドバイスをいただければと思います。

夫は30歳、手取りで月給25万円程、賞与が年100万程です。
私は現在育児休暇中で、できればもう一人続けて生んで、育児休暇を延長したいと思っています。なので復帰は早くても3年後、復帰後の収入は手取りで10万円強になると思います。

現在は家賃が9,5万円、保険料(夫婦の生命保険、医療保険など)が1,8万円、車なしです。
貯蓄は、教育資金に100万円、いざというときのための生活予備費に130万円の定期と普通預金が1,000万円あります。

200万円の学資保険(毎月1.3万円の支払い。児童手当ては支払いにまわしています)に加入しており、お年玉や誕生日のお祝いなどを貯金して、大学進学用に保険と貯金を合わせて400万円程度の教育資金を準備するつもりです。
ですが、2人目は同じように準備ができるか不安です。

住宅はマンションを検討していますが、可能であれば一戸建ても視野に入れたいと思います。将来的には車も購入できればと思っています。

仮に私が正社員ではなく、パートという形で仕事をすることになっても返済可能な額はどの程度でしょうか。
住宅購入にどのくらい貯金をまわしていいものか、どの程度の物件が購入できるのか教えてください。

メロンパンさん ( 兵庫県 / 女性 / 27歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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購入可能額の算定方法について

2008/03/10 12:22
( 4 .0)

メロンパン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談の件、まずは、基本生活費を「家計簿」ベースで割り出しましょう。家事や育児でお忙しい場合は、家計簿の「年1法」がおすすめです。

年1法の基本算式は、下記の通りです。
1.年初預金残高+その年の手取り収入-年末預金残高=年間総支出額
2.年間総支出額-臨時的な支出(家電、医療費など)=年間基本生活費

基本生活費が割り出せたら、「キャッシュフロー表」を作成しましょう。キャッシュフロー表には、マイホームの購入や教育、車など色々な夢・目標を盛り込んでいきます。なお、作成にあたっては、収入や支出の変動可能性も十分に考慮する必要があります。

運用もしっかりと考えていく場合は、目標利回りを設定します。仮に、今ある普通預金1,000万円を年5%で複利運用できたとした場合には、15年後には、2,000万円を超える計算になります。
※税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定

その他にも、住宅ローンを組む時期、金利タイプ、保険の見直しなどの論点がありますが、おおまかには、このようなプロセスで、購入可能額は算定できます。なお、上記のプロセスは、表計算ソフトを使って、ご家庭で実施することも可能ですが、重要な決断の際には、個別相談業務を専門とするFP事務所のサポートを受けられた方が安心です。

評価・お礼

メロンパン さん

お忙しい中、回答をいただきありがとうございます。家計簿ベースで基本生活費などを割り出してみたいと思います。
将来の支出や収入の変動もしっかり考慮しないといけませんね。
ありがとうございました。

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