森本 直人
モリモト ナオト貯蓄体質への改善点はありますか?
マネー 家計・ライフプラン 2008/02/14 11:32夫婦、子供2人(5歳・3歳)の4人家族です。今まで貯蓄に対する意識が甘く、積み立てていたのは子供の学資保険と私の養老保険(全て医療特約つき)で、少し貯まれば使うといった感じでしたが、去年の9月に全くなくなってしまい、本気で貯めなくてはと思い始め貯金に力を入れ始めました。
この5ヶ月の家計で改善すべき点など教えて頂けると嬉しいです。
家賃は高めですが周辺賃貸には大抵ある、2年毎の更新月に家賃2ヵ月分の更新料はありません。
医療費は夫婦共持病があり薬が必須なため高めです。
また、夫は現在ボーナスなしですが、来年夏からは年2回4ヶ月分のボーナスが支給されるようになります。
夫手取り:27〜33万円(平均30万)
妻(パート)手取り:18〜20万円
児童手当:1万円
家賃(共益・駐車場込):13万円
水道光熱費:1万円(冬季は1万6千円)
保育料:4万円
ネット・携帯・固定電話:1万5千円
夫通勤定期代:1万円
学資・養老保険:3万3千円
ガソリン:1万7千円
食費:3万円
雑費(レジャー含):2万円
医療費:1万7千円
子供費:1万円
予備費:1万円
夫小遣い:3万5千円
妻小遣い:1万5千円
車検積み立て:1万3千円
夫の保険は一旦満期になった養老保険のお金を再び保険料にまわしてますので掛け金はありません。
上記の支出金額以上は収入があっても引き出さない・月途中で引き出さないを心がけ、この5ヶ月での貯蓄額は50万円です。よろしくお願いします。
zxcvbnmさん ( 京都府 / 女性 / 32歳 )
貯蓄・運用と保障は分離して考えましょう。
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zxcvbnm様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
貯蓄体質への改善点ですが、しっかりと「資産運用」を考えることがポイントです。
ところで、資産運用という言葉を誤解されている方が多いのですが、資産運用は、おおまかに、「投機」と「投資」の2種類あります。「投機」は、短期間で利益を狙う取引で、どちらかと言うと、賭け事に近いものです。一方「投資」は、長期間じっくりと寝かせて、着実に金融資産を殖やしていく方法です。
いろいろな方のご相談を受けていると、「うちは運用するほどの資産はないので、資産運用は関係ありませんね。」とおっしゃる方も多いのですが、資産運用は、すべての方に関係しています。貯蓄目的の学資保険も広い意味では、資産運用に含まれます。
貯蓄を目的としていながら、学資保険の満期金の合計が、掛け金の合計を上回らないことに気付いていない方も結構いらっしゃるのですが、これでは、本末転倒です。
今のような低金利時代は、貯蓄・運用と保障は分離した上で、貯蓄・運用部分は、外貨や株式への分散投資も適切な方法で組み入れることがポイントです。これにより、円の対外価値下落リスクやインフレリスクにも対応することができます。
この5ヶ月での貯蓄額は50万円とのことですので、無理のない範囲で、投資信託の積立もはじめてみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考にして頂けると、幸いです。
評価・お礼
zxcvbnm さん
回答ありがとうございます。
仰る通り資産運用なんて余剰資金がある人のものだと思っていました。
投資と投機は違うのですね。学資保険も義母からすすめられ入りましたが昔と今では違いますもんね、自分では全く調べず、最近まで元本割れすることすら計算しなかったのでわかりませんでした。
投資信託、勉強してみます。
ありがとうございました。