森本 直人
モリモト ナオト子供独立後の老後資金作り。
マネー お金と資産の運用 2008/01/24 18:23老後の為の資産作りで御相談させてください。
今春4月で末子が大学を卒業し、教育費から開放されます。
大学が下宿だった為、妻のパート代の約10万は仕送りに消えていました。
今後の生活を考えたときに妻の収入をどのように貯蓄または
運用すればよいでしょうか?
現在の状況
夫婦共47歳。(持家)
夫婦の公的年金を計算してみましたが、
65歳以降夫婦で180万/年、見込みです。
(夫:現在自営業:国民年金+10年厚生年金)
(妻:現在パート 〃 )
現在の貯蓄形態
夫婦の終身生命保険 8万/月(1995年〜)
小規模企業共済 4万/月(1991年〜)
確定拠出年金 2万/月(2007年〜)
投資信託 5万/月(2006年〜)
(内訳)外貨MMF 1万
海外株式 2万
BRICs 1万
リート 1万
計19万/月
現在の資産 2500万程度
予定では
夫:60歳-リタイア出来れば・・・。
妻:55歳-専業主婦
そこで、これからの10年で毎年100万円の貯蓄・運用についてアドバイス戴けないでしょうか?
私なりに考えるのは
・国民年金基金加入
・小規模企業共済増額
・確定拠出年金増額
・投資信託の増額
です。
よろしくお願いします。
かんぺさん ( 岐阜県 / 男性 / 47歳 )
今後の運用方針について
- ( 3 .0)
かんぺ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談内容、私も現在自営業のため、なんだか羨ましく拝見しました。
ちなみに、私が今お手伝いさせて頂いているお客様の中心は、20代、30代の方々なのですが、リタイアメント資金として、全員、最低でも3000万の金融資産を持つことを目指しましょうとアドバイスしています。。。
かんぺ様の現在の運用については、しっかりと、分散投資の考え方をご理解されており、おおむね問題はないと思います。あとは、教育費から開放された今、60歳のリタイアと55歳の専業主婦に向け、ラストスパートですね。
そこで、今後の運用方針ですが、ラストスパートの10年は、株式運用を中心に組み立てられてみてはいかがでしょうか。株式運用はリスク(振れ幅)が大きい分、期待リターンも高めです。
具体的には、節税メリットのある確定拠出年金で、日本株式か、外国株式のインデックスファンドの割合を高めるのも、ひとつの方法です。
小規模事業共済や国民年金基金は、節税メリットとの兼ね合いで使い勝手はありますが、投資の妙味という観点でいくなら、BRICsで殖やしていくのも面白そうです。
以上、ご参考にして頂けると幸いです。
補足
かんぺ様、コメント有難う御座います。再質問も拝見しました。
確定拠出年金の部分ですが、仰る通り、年齢が上がるごとに、債券型にシフトさせていくのがセオリーです。ですので、株式型のインデックスで増額する場合は、ある程度の目標金額を設定して、その目標金額が達成した段階で、安定型の運用商品にスイッチング(預け替え)を行うことを前提に考えられてみてはいかがでしょうか。もちろん、最適な配分は、お一人お一人異なりますので、ひとつの考え方として、ご参考にして頂けると、幸いです。
評価・お礼
かんぺ さん
森本 直人 様。
47歳でもまだ、株式のインデックスを増やしてももよい物でしょうか?
おっしゃるように「ラストスパート」と思っていましたので、
確定拠出年金や投資信託で債権型を奨められるものと思っていました。
現在の確定救出年金2万円は
株式(国内株式45%程度、外国株式30%程度)
債券(国内債券および外国債券25%程度)
のバランス型物です。
投資信託を含めて投資経験が浅いので少し不安です。
アドバイスありがとうございました。