森本 直人
モリモト ナオトユニットリンクでの資産運用について
マネー お金と資産の運用 2019/11/11 21:10私: 28歳 既婚 子供なし
資産運用についてご相談させてください。
老後資金のために、資産運用を行いたいと思いFPに相談しました。
そこで勧められたのがユニットリンクです。
現在、会社の組合で加入している保険で、死亡保障が500万〜1000万と、会社の保障で+500万がある状態ですが、今後子供が生まれることも考慮し、ユニットリンクに加入しました(今月から月1万円)。
ただ、ユニットリンクは20〜30%が保険運用に回されるということで、それであれば積立NISAなどの投資信託で資産運用し、生命保険は子供が生まれてから掛け捨てのものに加入して調整した方が良いのではと思いました。
子供が生まれる保障もないですし、子供がいなければ今の生命保険だけで十分だと思います。
変額保険の場合、解約時の税率が下がる話はお聞きしましたが、それを踏まえても投資信託で資産運用した方がお金が増える可能性があるのではないかと思ってます。
これから先長い資産運用になるので、
間違った選択であれば早めに解約して別の資産運用に切り替えたいと思います。
ユニットリンクは続けた方がよろしいでしょうか?
堤防さん ( 東京都 / 男性 / 89歳 )
ユニットリンクか積立NISAかについて
堤防様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
FPに相談し、変額保険(ユニットリンク)を勧められ、今月から加入したが、本当は、積立NISAの方がよかったのではないか、とのご相談ですね。
死亡保障を会社の団体保険などでカバーできるのであれば、仰る通り、積立NISAか、もしくは、iDeCo(イデコ)の選択もありますね。
仮に私が同じ立場でも、予算が月1万円なら積立NISAかiDeCoを選択すると思います。
変額保険は、投資信託を直接買うよりも手数料率が大幅に高いです。
(その分、生命保険の機能も付くわけですが)
今回もし積立NISAについてFPから何も説明がなかったとすると、そのFPの方は、もしかすると、保険の営業ノルマなどを抱えており、あえて情報を伏せてしまった可能性もありますね。
FP資格者で積立NISAを知らないということは考えにくいです。
なので、もし営業ノルマ等の影響を受けないアドバイスを求めるのであれば、「独立系FP」にご相談された方がよかったのかもしれません。
この点のミスマッチは本当に多いです。
「独立系FP」とは、金融機関や保険代理店との雇用関係のない、本人が代表者として活動するFPのことです。
「FP事務所」などの屋号を持っていることが多いです。
ユニットリンクは、短期で中途解約をすると、払い戻し金がまったく出ないこともあるので、悩みどころですが、もし後戻りするなら、早い方がよいと思います。
あるいは、解約控除が掛からなくなる10年後まで続けてみるかです。
ご参考になれば幸いです。