森本 直人
モリモト ナオト持病がある場合の学資保険、終身保険の加入
マネー 保険設計・保険見直し 2014/12/29 15:14もうすぐ1歳になる息子がいます。息子のために、貯蓄として学資保険に入りたいと思っていますが、私は3年前の5月頃に3cm弱の子宮筋腫が発見されて、現在、半年に1回の経過観察中です。その状態で入れる学資保険はありますでしょうか?旦那は、会社の健康診断で、コレステロール、中性脂肪が要経過観察となっています。
保険屋さんから、学資の代わりに、M社の変動終身を勧められたのですが、学資の代わりに変動終身というのは、選択肢としてどうなのでしょうか?また、上記の持病がある状態で、加入は可能なのでしょうか?
ここりんさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
入れる可能性のある保険はあります
ここりん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
学資保険は、貯蓄に特化したタイプで、健康状態の告知が不要のものもあります。
ただし、その場合は、契約者が死亡しても、保険料の払込免除などは受けられません。
その分、貯蓄性(戻り率)が高まるカタチです。
一方、学資保険の代わりの、変動終身(積立利率変動型終身保険?)は、死亡保障、高度障害保障が付きますので、健康状態の告知は必須です。
実際に診査に出してみないとわかりませんが、条件が付く可能性もあります。
学資保険の代わりの終身保険は、保障も厚くしたい方には適しているかもしれません。
また学資の取崩しが必要な時期に、他の貯蓄で足りた場合は、そのまま解約しないで、運用を継続することも可能です。
ちなみに、再来年から、ジュニアNISAの制度が導入されるという情報もあります。
詳細はまだわかりませんが、学資の準備に、投資信託などを活用したい場合に非課税特典NISAを使えます。
投資信託を使う場合は、価格変動リスクがあるので単純ではありませんが、もしご興味があれば、保険特化型FPではなく、総合型の独立系FPに相談する選択もあります。
総合型の独立系FPとは、特定企業との雇用関係がなく、原則有料相談で、お一人お一人のライフプランにもとづき、資産運用、保険、住宅ローン、相続、家計診断ほかに対応しているFPのことをいいます。
FP事務所などの看板でホームページを運営していることがほとんどです。
個人と個人の信頼関係のもと、その場限りではない、継続性のある相談を行っています。
ぜひ一度探してみてください。
ご参考です。