森本 直人
モリモト ナオト資産管理について
人生・ライフスタイル 老後・セカンドライフ 2012/01/30 02:03父が無くなり、それまで主に父の給与収入で生活していた生活スタイルを変えていかなければなりません。
そこで、相続、年金、資産運用、納税等をからめた相談をしたいのですが、どちらを伺えばよいのかわかりません。
FPの方の事務所でしょうか?銀行でしょうか?
一般的に言って、多くの方は何を基準に相談する相手を決めているのでしょうか?
saruhさん ( 千葉県 / 男性 / 37歳 )
どこで誰と相談すべきかについて
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saruh様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
お父様が亡くなられたとのこと。
このたびは、ご愁傷さまです。
ご質問の内容については、もちろん、金融機関でも相談に乗ってもらえると思います。
特に、富裕層の方であれば、新たに金融、保険商品を購入してもらえる可能性が高いため、手厚く対応してもらえるかもしれません。
申告が必要な場合も、希望すれば、提携の税理士さんを紹介してもらえるはずです。
一方、FP事務所に相談される場合ですが、FP事務所というのは、現状では、いわゆる個人営業の人がほとんどなので、誰を選ぶかが、やはりポイントになります。
まずは、親身になって相談に乗ってもらえるかが、最低限必要なポイントです。
きちんとしたFPなら、自分で分からないことは、各分野のプロフェッショナルと連携しながら、対応しますので、情報面で、金融機関に劣るということはないと思います。
というよりも、むしろ、会社の方針や販売目標にしばられない分、より適切なアドバイスができる可能性の方が高いです。
つまり、上記は、「人」に相談するか、「会社」に相談するか、の違いですね。
個人営業の場合は、必然的に、派手な広告宣伝をしたり、豪華な店舗を持つことが難しいので、そこが弱点ですが、それは、単にFP側の営業上の弱点であって、アドバイスの品質に、なんら影響を及ぼすものではありません。
独立系FPのサービスは、現状、インターネットでよく調べている方にしか利用されないので、そこが非常に残念なところですが、この機会に、ぜひ、信頼の取れるFPを探されることをおすすめします。
もしそのようなFPが見つかれば、ご自身にとって、お金では得られない財産(人財)になると思います。
以上、判断材料として、ご参考になれば幸いです。