森本 直人
モリモト ナオト妻が失業、再就職先の収入は激減&不確定…
マネー 家計・ライフプラン 2012/01/19 22:43妻です。家計と年金・保険の扶養についてアドバイスお願いします。
30代後半夫婦 会社員共働き 世帯収入:手取り640万
夫 手取り350万
妻 手取り300万
年間支出500万。結婚5年で貯蓄900万(全て普通預金・他の資産なし)
天引きはせず予算を決めて家計簿をつけ、余剰分を貯蓄としていました。
子供はなし。生涯夫婦のみの予定。
昨年6月に私が失業し、失業給付も終了。大幅な家計見直しを迫られていますが、特に贅沢・浪費もせず、割と貯金もしていたつもりなので、見直しポイントがわかりません。
4月からの私の勤務先は、完全歩合制で社保・雇用保険なし、収入見込みは月平均15~20万。数ヶ月間はおそらく10万前後かと。
今年だけでも夫の扶養に入りたいのですが、収入が不確定なため、税金・社保・年金の扶養金額を超える可能性もあります。その場合のリスクや気をつけることはありますか?
1.夫の扶養に入ったほうがいいのか(昨年の1~5月の所得は160万。以降は0です)
2.来年以降、妻年収200万(手取り130万?)として、家計アドバイスをください。
※金額は昨年の平均額です。
家賃・駐車場 85,000
車費用(ローンなし)46,000
保険(生保・火災) 25,000(生保:夫14,000・妻9000)
水道・光熱費 12,000
通信費 16,000
小遣い 60,000 固定費合計 244,000
食費(弁当・外食込) 51,000
生活用品・家電 15,000
衣料品 18,000
旅費・交通費 5,500
医療費 13,000
慶弔・交際費 8,000
遊興費 7,500
コンタクトレンズ 6,500
化粧品 7,000
整体・健康食品 15,000 流動費合計146,500
整体・健康食品は中止。小遣いを5万に。月1.5万の嗜好品は各自で購入し食費を4万に。これらは今月から実行しています。
家賃は、条件を下げればP込み6.5万程の物件もあるので、引越も視野に入れるべきでしょうか。
2年後に車を買い替え予定。夫の希望は諸費用込300万ですが、200くらいにしてほしい。
就職は会社員ならもう少し安定するのですが、私の夢であった技術職に就くため不安定な収入となりました。
夫は「夢に向かって節約しないとな」とは言うものの、具体的な家計の話には迷惑顔。上記の家賃・車の話はできていません。夫に家計を意識してもらうテクニックもご教授いただければ幸いです。
ヌートリアンさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
FP事務所を訪れる方の傾向としては・・・
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ヌートリアン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご主人さんは、具体的な家計の話には迷惑顔なのですね。
ちなみに、FP事務所を訪れる方の傾向としては、ご夫婦のうち、どちらかが、家計の話に熱心で、一方のかたは、連れて来られる感じになるケースが多いです。
ご主人さんに、家計を意識してもらうために、第三者であるFPを交えて、具体的な数字で将来のことを一緒に考えてみるのもひとつの方法です。
その場合、作業的には、まず、お書き頂いた内容をキャッシュフロー表(CF表)に落とし込む必要があります。
CF表とは、人生の資金繰り表のことです。
この表に、将来の夢や目標を盛り込んでいきます。
実際にやってみると、なかなか楽しい作業です。
ただ、試算の結果をみて、愕然とされる方もいらっしゃいます。
というのは、今の生活を続けていくと、老後の生活資金が枯渇してしまう見込みになるケースが多いからです。
世間一般には、資金が不足し始めてから、節約を始める方が多いわけですが、FP相談を受けることによって、早めに問題点に気付けるというメリットがあります。
私も、継続的にCF表を見させてもらっている方がいますが、案外と、資金予想は、当たるものです。
見直し方法は、簡単にいえば、節約する、運用する、収入を増やすです。
ただし、やみくもに、節約する、運用する、収入を増やすを実践するのは、賢明なやり方とは思いません。
具体的な数字を見て判断することが、ポイントです。
数字を見ることで、例えば、「夫の扶養に入ったほうがいいのか」という論点の具体的な方針も見えてくるのではないかと思います。
なお、ライフプランは、時間と共に変化していくものなので、CF表は、エクセルのデータで持っておくのがコツです。
概要のみですが、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
ヌートリアン さん
2012/01/22 09:36
ご指摘の通り、収入減の責任を感じていることもあり、私ばかり家計簿とにらめっこをして焦っている状態です。
夫は楽観的、私は目先のことに気が行ってしまうタイプのようで…。
第三者であるFPからのアドバイス、私たちのような者にはとても助けになりそうですね。
ありがとうございました。