森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「生命保険と貯蓄について」 - 専門家プロファイル

森本 直人
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

森本 直人

モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
Q&A回答への評価:
4.4/547件
サービス:0件
Q&A:1,247件
コラム:168件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

子ども誕生による生命保険、学資保険の相談

マネー 保険設計・保険見直し 2012/01/05 23:14

昨年10月に女児が生まれたのを機に生命保険、及び学費の貯蓄を保険で考えています。

定期の生命保険については会社の年金共済に入ろうと思っているのですが、終身保険と学資保険についてアドバイスください。
低金利の今、保険での学資をまかなうことが良いのか、もしくは定期預金にて金利上昇まで寝かしておくべきか、思案中です。

●家族構成
夫(33才)/会社員/年収650万
妻(33才)/自営業/年収150万
娘(0才)
●現在加入中の保険
会社の医療共済保険
夫:1700円/月
妻:1000円/月
娘:500円/月
保障内容(がん入院 15000円/1日、がん以外入院 5000円/1日/手術 10万~25万/病死 100万 等)

●加入予定の保険
1、会社の年金共済
夫:2000円/月 年金原資2800万円 受取総額3300万円
妻:250円/月  年金原資300万円 受取総額306万円
※65才まで加入可能で、5年ごとに掛金の上昇と年金原資の減少があります。例...夫:55歳 5000円/月 年金原資1600万円

2、生保会社の積立利率変動型終身保険 
候補1:ソニー生命 最低利率2%
候補2:三井住友海上あいおい生命 最低利率1.75%
※どちらも毎月利率を見直し、インフレにも対応しているようなので。
基本的には老後の生活費にあてるつもりですが、最悪学費としても使えるように、18年くらいでプラスに転じるような払い込み方法にしたいです。300万くらいの保障で問題ないと思っています。
※ソニー生命のバリアブルライフが雑誌で高評価を得ていましたが、同じ積立利率変動型終身保険なのでしょうか?
○支払い金額
夫:5000円~15000円/月

3、学資保険
候補1:ソニー生命 
候補2:あふらっく
○支払い金額
夫:5000~10000円/月
妻:5000~10000円/月
※そのほか月1万円程度を投資信託などで運用したいと思っています。

●その他
5年以内に住宅購入を考えています(4000万以内)
現在貯金が400万程度

sossoo1122さん ( 神奈川県 / 男性 / 32歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

1 good

生命保険と貯蓄について

2012/01/06 15:22
( 5 .0)

sossoo1122様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

昨年10月にお子さんが生まれたとのこと。
おめでとうございます。

ご質問の生命保険、及び学資の貯蓄ですが、保険で貯蓄という発想であれば、やはりインフレ対応は、考えておいた方がよいでしょうね。

インフレ対応の保険には、例えば「変額保険」があります。

「変額保険」というのは、積み立て部分を投資信託で運用するイメージの商品です。
運用実績により、保険金額や解約返戻金が変動します。

ただし、インフレ対応といっても、インフレ率にぴったりと連動するようなものではないことは、ご理解ください。
急激な金利上昇などがあれば、それに伴う一時的な株価の下落などもありえます。あくまで長期の視点で考えます。

ちなみに、ソニー生命のバリアブルライフは、変額保険です。

「積立利率変動型」も広い意味では、インフレ対応といえるかもしれませんが、仮にハイパーインフレのような状況になれば、積立利率は、インフレ率に勝てない可能性が高いです。

ただ、元本確保型なので、学資の準備目的などで、安定した運用を希望される方には、候補のひとつになると考えています。

あとは、最近は円高なので、「外貨建て保険」も候補のひとつです。
外貨建ての方が、一般的には、予定利率が高めですし、仮に日本がインフレになれば、為替レートは、調整されて、円安に向かう可能性もあります。

その他、さじ加減の部分(保険と預金の金額的なバランス、保障内容、商品、契約時期その他の詳しい設計)は、独立系FPなどの専門家と相談しながら進めた方がよいと思います。

もちろん、私の事務所でも、日々ご相談を受け付けております。
以上、ご参考になれば幸いです。

評価・お礼

sossoo1122 さん

2012/01/08 23:34

積立利率変動型もハイパーインフレ時には対応が難しいんですね。
元金保障の商品を中心に考えてみようと思います。

ありがとうございました。

森本 直人

2012/01/09 12:27

sossoo1122様、コメントありがとうございます。
ちなみに、元本保証という意味で言えば、預金保険制度のある銀行預金がベターです。
保険商品は、万一、保険会社が倒産した場合には、元本割れの可能性があります。

ライフプランをベースに、銀行預金、生命保険、投資信託、住宅ローンの適切な配分を設計されるとよいと思います。ご参考です。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム