森本 直人
モリモト ナオト突然病気で働けなくなったときの家計の助け
マネー 家計・ライフプラン 2011/11/29 07:42はじめまして。
我が家は、介護を必要とする母、介護をしながらパートをする私、一般サラリーマンの兄の3人家族です。
母の年金と私のパート代と兄のお給料でやっとごく一般的な生活ができるようなかんじでした。
ところが兄が働きすぎによるうつ病になり、この先、いつ仕事につけるかわからない状況に追い込まれました。今は傷病手当金がでているのですが、兄のお給料もそれほどよいわけでもないので傷病手当金が出ても、それでも毎月マイナス10万になってしまいます。
もともと切り詰められるところは切り詰めて生活していたのでこれ以上切り詰めようがありません。
私も持病があり、これ以上バイトを増やしたりはできませんし、今度は私が働きすぎにより倒れたら全員共倒れです。
そこで唯一、お金が増やせるとしたら、投資かな、と考えました。
今、1000万の預金があります。
今は貯金を切り崩してすごしているので、なんとか「減るだけ」の状態を避けたいのですが。
全額投資はできないですが、少しでもあるうちに、少しでも増やしたいのです。
どれくらいをどんな商品にあてればよいでしょうか?
元本保証となるとリターンも少ないでしょうから、ある程度のリスクは、しかたないです。しかし、どんどん元本が減ってしまうようなものは、避けたいのです。
銀行などの資産運用相談に行こうと思ってますが、まったく知識のないまま行くと、危険かな、とおもいまして、相談させていただきました。
浜田さん ( 東京都 / 女性 / 41歳 )
冷静に考えましょう
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浜田様、はじめまして。
資産運用相談を中心に活動しているFPの森本直人と申します。
ご相談の件、今ある1000万円の預金を投資に回して、少しでも家計の足しにしたいという切実な思いはわかりますが、無条件に利息や配当の高い金融商品は、存在しないのが現実です。
仮に、利息や配当が高いというふれ込みの金融商品があったとしても、預金金利よりも高いものは、どこかに隠されたリスクがあると考えてください。
もし無条件に利息や配当の高いものがあれば、投資のプロが放っておかないので、一般投資家向けの商品に、そのようなものは回ってこない理屈になります。
では、いっさい投資を考えるべきではないか、というと、そうではありません。
投資には、アイデアや想像力が不可欠です。
例えば、今の浜田さんの収入源は、パート収入で、働きすぎにより倒れたら大変ということですよね。
私にも答えはわかりませんが、例えば、パート収入のパイプをより太く強固にすることの方が、確実なのではないでしょうか。
例えば、そのための投資をするということです。
私自身も、きちんとした人間関係の中で、きちんとお金と時間を使うことで、そのお金が何倍にもなって帰ってくるという経験をしたことがあります。
あとは、感情のコントロールも、重要ですね。
非科学的に思われるかもしれませんが、あせりがある時期に、あせった選択をすると、よい結果は生まれにくいです。
資産運用は、冷静に考えられる時期に、長期の視点で考えるとよいと思います。
ある程度の運用期間が取れれば、投資リスクは、時間の中でコントロールすることも可能です。
公的な支援制度がないかなども、役所に出向くなどして、調べてみてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
浜田 さん
2011/12/01 07:59
公的支援は、利用できるものは利用してます(通院費用の助成)
あとは、利用したくても条件に合わなくてなかなか、難しいです。
投資で、銀行の定期預金においておくよりはいいもので、安全性のたかいものはないか考えたのですが、なんだか難しそうですね。
ありがとうございました。