森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「まずはライフプランニングの実施を」 - 専門家プロファイル

森本 直人
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

森本 直人

モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
Q&A回答への評価:
4.4/547件
サービス:0件
Q&A:1,247件
コラム:168件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

住宅の購入時期についてアドバイスをお願いします。

マネー 住宅資金・住宅ローン 2011/11/13 20:42

はじめまして、いつも拝見させていただいています。
住宅を購入したい妻(私)と住宅は定年時に現金で購入すればよいという夫とで意見が合わず専門家の方のご意見をお聞きしたいのでよろしくお願いします。

夫(33歳) 年収500万(勤続11年)いづれ年収400万に下がる予定
妻(38歳) 年収400万(勤続15年、現在育児休暇中)
子供 1人(将来もう1人希望)
結婚3年目

将来一戸建てを4000万~4500万で希望(諸経費込)3~5年以内
預貯金 夫1500万
    妻2000万

・頭金に2500万だして2000万を20年ローンで組む予定)ボーナス払いなし

現在は賃貸10万(築30年55平米)に住んでいます。
私(妻)は現在育児休暇中です。子供ももう一人欲しいと思っており、子供との
時間を大切にしたいのであと3年以内には退職する予定です。

私はある程度の頭金もあるのでこのまま賃貸で住み続けるのはもったいないと
住宅購入に前向きですが、夫は乗り気ではありません。

住宅を購入する際には実家のある地方にたてる予定です。
現在は転勤がありますが、ゆくゆくは会社に地方への異動願いをだし
住宅購入にふみきりたいと思います。
(夫は住宅を建てる際には地方で建てることに賛成。ただしその際には年収は400万 へダウンします。)

今後私が子育てのために仕事をやめた場合、夫だけの給料だと手取りで25万程なので家賃10万を払うと月々では貯金もできません。ボーナス分を貯蓄する程度で、
このまま賃貸に住み続けることに不安です。このまま賃貸に住み続けても10年間で
1200万のお金が消えるだけなのでそれならローンにまわしたいと思います。

金利も安いので手元にある程度まとまったお金を残し、ローンを組んだ方がいいかと思っているのですが、手元の残金を減らしてでも頭金にまわした方がよいでしょうか。

共同名義ということになるかと思いますが、万が一、離婚とかになった時に
やっかいなことになりそうなので、半分ずつで頭金を出す予定です。

将来、子供2人(予定)の大学までの進学費、老後の資金の貯蓄計画なども踏まえ
この年収に対して購入予定物件価格が妥当かどうかのアドバイスもいただければと
思います。

どうか専門家の方のアドバイスをいただきたいので、よろしくお願いいたします。

補足

2011/11/13 20:42

・首都圏在住ですが、住宅購入の際は実家のある地方に建てる予定で
 それにともない夫もそちらへ異動願いを出すことになります。
 現在の年収500万→400万へダウンする予定です。(異動は可能)
・子供(2人の予定)は大学まで行かせたい(高校・大学と私立自宅通学の予定)
・結婚3年目ですが、今まで別々に管理しており、共同財産という感じでは
 生活してきませんでした。子供が生まれたのをきっかけに家計をみなおし
 夫婦の貯金としていく予定です。

ころころすけさん ( 千葉県 / 女性 / 38歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

- good

まずはライフプランニングの実施を

2011/11/14 20:13
( 4 .0)

ころころすけ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご相談の件、もし住宅購入で話を進めるのであれば、ご主人さんと意見が一致することが大前提になるでしょうね。

そのためにも、ご夫婦でライフプランニングを実施されるとよいと思います。

ライフプランニングとは、主に経済的な側面から見た人生設計のことです。

お二人で将来のことを話し合うきっかけにもできます。

実際のところ、ご主人さんの年収が400万円に減少してしまうと、かなり厳しめの結果になってしまう可能性はありますが、ライフプラン・シミュレーション等を実施した結果、賃貸よりも購入の方がよいという結論になれば、そこから具体的な物件探し等のステップに動くこともできるのではないでしょうか。

逆に、シミュレーション等の結果を見て、4000~4500万円の物件購入はリスクが高いと思われた場合は、あきらめもつくのではないでしょうか。

あるいは、予算を落とすことで、お二人の妥協点を見いだせる可能性もあります。

なお、シミュレーションにあたっては、今30代の方は、一般的には、年金受給を65歳からで計算しますが、国の財政状態を考えると、これが、68歳とか70歳になる可能性も十分にありますので、その点は注意してください。
受給額も今年金をもらっている世代より少なめになります。

あとは、消費税の増税も可能性としては高いですね。

住宅ローンは、かなり長期の支払いを確定することになりますが、上記のような不確定要素も考慮した上で、余裕をみて、慎重に計画を立てる必要があります。

さらに具体的には、個別にFP相談を受けられると良いと思います。
人生設計の話なので、単純にコンピューターが結果を出してくれるというものでもありません。

ご参考です。

評価・お礼

ころころすけ さん

2011/11/15 06:38

森本様、ご回答いただきありがとうございます。
おっしゃる通り子供の将来の学費を含め、ライフプランニングを専門家の方に
みていただこうかと思っています。年金受給の時期についても遅くなることを
前提に考えておかないと心配です。ライフプランニングを見ながら主人と住宅購入の時期など
について考えていきたいと思います。ありがとうございました。

森本 直人

2011/11/15 16:49

ころころすけ様、コメントありがとうございます。
住宅ローンは、使い方によっては、メリットの大きい金融商品ですが、右肩上がりの経済成長時代ではないので、利用する際には、慎重さが必要になりますね。
実際、よく勉強されている方ほど、住宅購入を検討する際に、FP相談を申し込まれる傾向が高いと思います。
ご興味があれば、一度、専門家をあたってみてください。もちろん、私の事務所でも承ります。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム