森本 直人
モリモト ナオト貯蓄、年金、生活防衛資金の配分。
マネー 家計・ライフプラン 2011/05/01 13:49お世話になります。
東京都・37歳・独身・女性・契約社員・年収530万・勤続5年です。
現在の貯蓄額は現金100万円のみです。
現在月の貯蓄額14万です。
賞与分含み、年間200万を貯蓄します(予定)
その内訳について教えて下さい。
金融、貯蓄については全くの素人です。
(長文になります)
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(1)貯蓄は『不動産・現金・金融商品』の3本立てが基本と聞きました
以下の考え方は正しいでしょうか?
金融商品:老後資金(10年以上運用)
現金 :生活防衛資金(5年定期など)
不動産 :自宅 or 投資用不動産の購入
(2)老後・防衛資金・不動産購入の為の資金、この3つは
並行して進めるのがベストですか?
不動産購入資金をを優先したほうが良いですか?
現在賃貸(公社・10年定期借家・月8万)に住んでいます。
かなり古いですが、内装はきれいで立地に恵まれたお得感ある賃貸です。
将来も都心に住み続けるつもりです。
自分が望むエリアで家を持つことは難しいだろうと思っています。
不動産を所持するならば、中古か、
不動産投資を視野に入れた形を考えており、
現在その資金500~1000万目標に決めたところです。
住宅ローンは受けることができるとしても1千万程度だろうと予測しています。
また、できれば住宅ローンは避けたいと思っています。
家賃を考えると、不動産向けの貯蓄優先にしたほうがいいのでしょうか?
それとも家賃の掛け捨て覚悟で賃貸に住みながら、貯蓄をしたほうが
よいのでしょうか?
(3)生活防衛資金として、現金300万確保を目標に、月5万貯蓄しています。
300万に達したら、この額を不動産投資向けに貯蓄しようと思っています。
優先順位が違いますか?
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どうぞ宜しくお願い申し上げます。
torajimaさん ( 東京都 / 女性 / 37歳 )
優先順位の件
- ( 4 .0)
torajima様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
貯蓄、年金、生活防衛資金の配分を検討されているとのこと。
まず、「不動産・現金・金融商品」の3本立てが基本という点は、正しいと思います。
老後・防衛資金・不動産購入の為の資金を並行して進めるのがベストか、については、本気で不動産(投資用・居住用)を買うつもりなのかがポイントになりそうです。
というのも、これから日本は、人口減少社会に入ります。
国立社会保障・人口問題研究所という国の研究機関の中位推計によると、35年後あたりに、日本の人口は、1億人を割り込む見込みです。
(2010年時点は、約1億2700万人)
日本の住宅事情が今後どう変わるのか、想像力をよく働かせましょう。
いずれにしても、アドバイスにあたっては、torajimaさんが、どんな知識や経験をお持ちで、何が得意で、これからどうしたいのか、どうなりたいのか、を伺うことが先です。
不動産投資は、これからの時代、簡単ではないと思いますし、競争が激化するため、サービス業の要素も強くなると思います。
まして、お金が欲しいという理由だけで、素人なりに手を出しても、上手くいくとは思えません。
一度、特定企業との雇用関係のないフリー(独立系)のFPにトータル的なご相談を申し込まれてはいかがでしょうか。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
torajima さん
2011/05/05 15:01
お忙しい中回答ありがとうございます。
不動産投資については、賃貸派の自分の、最悪の場合の居住地確保のつもりでした。
大家さんブログ等を拝見しておりますが、確かにそれほど簡単でも有効なものでは
ないように思いました。
しかし仕事が建築不動産であり、建物がとても好きなのです...。
作る側専門で、資産や投資に関しては全く素人なのですが、
家道楽で暮らしたい、そんな夢を持っております。。。
一度FPの方にご相談したいとは思っておりましたので検討しようかと思います。
ありがとうございました!