森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「予算の組み方について」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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住宅購入の予算

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/09/23 23:35

マイホーム(注文住宅)の購入を考えていています。
土地は未購入です。

私39歳・専業主婦と主人45歳・子供5歳の3人家族です。
家族が増える予定はありません。
主人の年収は税込1,000万、貯金4,500万です。
主人は転勤族で県内7割、県外3割ぐらいでしょうか。

下記のことがあり、予算が決まらないというか・・・わかりません。

●主人が単身赴任(社宅あり)になった時の生活費の増加。
●50歳以降は給与が減るのですが、関連会社や他社へ出向になった場合55歳になると現在の年 収の半額になる。
●子供が大学に入学した場合、主人の退職後も学費がかかる。

私としてはできる限り社宅に住み、資金を増やしたいのですが、子供が転校を拒否するかもしれないということもあるので・・・・
退職金は1,000万~1,500万位です。
年金払積立傷害保険に加入しており60歳から5年間月額12万+給付金がでます。

このような家計の状態でどの程度の予算を組めばよいのかアドバイスいただきたいと思います。

笑顔がいちばんさん ( 茨城県 / 女性 / 39歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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予算の組み方について

2010/09/24 15:43
( 5 .0)

笑顔がいちばん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

住宅購入の予算について、決めかねているとのこと。

ちなみに、FP的によく言われる「人生の3大資金」は、下記の通りです。

1.住宅資金
2.教育資金
3.老後資金

笑顔がいちばんさんのケースで、順序をつけてみました。

今決めかねているのが、住宅資金ですが、仮に資金の全体量が限られているとするなら、まず後ろから順番に検討していった方がよいのではないでしょうか。

というのも、3.老後資金は、その時になって、足りないことに気付いても、働いてカバーすることが難しいからです。

老後資金をいくら用意したらよいかについて、絶対的な答えはありませんが、個人的には、今30代、40代の方々については、3千万円くらい用意できた方がよいのではないかと思っています。

計算の根拠は、公的年金だけでは足りないお金が月々10万円発生すると仮定し、10万円×12ヵ月×25年で、3千万円です。
老後に大病を患ったりすると、もっと掛かる可能性もあります。

教育資金については、私立か公立か、塾に通わせるかなどで、大きく違ってきます。

なお、実際のライフプランは、人それぞれですから、上記はあくまで、ひとつの考え方です。

不足する場合は、資産運用でカバーする方法もありますし、65歳以降も働き続けるという方もいらっしゃいます。

もし、より綿密なプランを作りたい場合は、ライフプラン相談の実績が豊富なFPと一緒に計算してみるのもよいと思います。

以上、ご参考になれば、幸いです。

評価・お礼

笑顔がいちばん さん

2010/10/14 10:28

御礼が遅くなり申し訳ありません。
老後資金の確保から検討することは思いつきませんで、ライフプランを立てる上でとても参考になりました。
老後資金について調べたところ毎月の生活費以外にも国民健康保険料、自動車税、固定資産税など年間にするとかなりの額になり驚きでした。
キャッシュフローを老後資金3000万を確保を前提に、いろいろなパターンで作成してみました。
なるべく、長い期間社宅住まいをして単身赴任をしないのが一番なのですが、子供のことがあり早期に家を建てることになった時はかなり支出を伴うので、どの時はFPの方に相談してきちんとしたプランを作りたいと思います。
ありがとうございました。

森本 直人

2010/10/14 19:13

笑顔がいちばん様、評価・コメントありがとうございます。
上に書いた内容は、おおまかなものですが、FP事務所では、官公庁や公的機関が公表している統計データなどを集め、さらに担当FPなりの分析を加えて、キャッシュフロー表を作成しています。
そちらの相談サービスは、原則有料になりますが、大切な決断をする時には、プロのアドバイスがきっとお役に立てるものと思います。
具体的なアクションを起こされる際にまたご相談ください。

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