
森本 直人
モリモト ナオトグループ
くらしを守るマネー管理術 のコラム一覧
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戦う資産運用
この春の大学卒の就職内定率は91.8%で、 この10年で最低だったそうです。 一方、この春の高等専門学校卒の就職内定率は、 99.5%(昨年3月末は100%)なので、 上の数字だけを見て、悲観的になるのはどうかと 思いますが、いずれにしても 「よい学校に入り、よい会社に入れば、よい生活ができる」 という勝利の方程式は崩れ始めているようです。 今の時代は、世間一般に考えられている「よい会社」に ...(続きを読む)
金融政策で景気は良くなるか
日銀は30日に追加の金融緩和策を決定したようです。 一部の企業は、この資金を調達して 国内外の投資に振り向ける可能性もあり、 ある程度の効果は期待できそうです。 ただ、あくまで対症療法的なものであって、 根本治療には、つながらないかもしれません。 というのも、問題は、お金という血液が足りないことではなく、 血液を送る心臓のポンプが弱りきっていることにあるからです。 ちなみに、ここでいう心臓...(続きを読む)
増税回避の秘策はあるか
依然として、増税問題がくすぶり続けています。 政府の2011年度予算編成は、消費税増税の議論が 後退したため、財源確保に相当苦しんでいる様子です。 また、政府は他にも円高・株安、雇用対策などの 問題を抱え、にっちもさっちもいかない状況です。 これらの問題は、実は、すべて、デフレの問題と つながっているように思えます。 具体的な現象が、個人消費の冷え込みです。 最近は、モノやサービスの値段...(続きを読む)
現状維持では、負ける
昨日は、市場から注目されていた 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表され、 米国の中央銀行に相当するFRBが 金融危機の際に購入した証券の満期償還金で 米国債を買い入れることなどが分かると、 いっきに円高に振れました。 米国景気の二番底懸念が、再燃した模様です。 また、今年に入り中国政府による円買いが 加速しており、これも円高要因になっている模様です。 日本は、急激な円高で、輸出産業...(続きを読む)
価値あるアドバイスは、無料では買えない
私が、FP事務所を立ち上げたのが 今から約5年前。。。 当時は、今よりももっと 有料のアドバイスに抵抗感のある方が 多かったように思います。 ですが、近頃は、リーマン・ショックなどを経て、 有料のアドバイスの重要性が、 再認識されつつあるように感じています。 確かに、商品のセールスとセットにして、 アドバイスを無料にするやり方もあり、 それはそれで、ひとつの経営スタイルですし、 もちろんセー...(続きを読む)
消費税議論は、迷走か
最近、駅前などで、テレビでみる政治家の方々が 選挙活動の演説をしている様子を見かけることがあります。 その中でも、議論になっているのは、 消費税の話です。 FP的にも消費税率のアップは、 家計・ライフプランに与える影響が大きいですし、 注目すべきテーマです。 内容として、具体的に10%という数字や 所得が低い人は、還付が受けられるなどの話も浮上し、 やや迷走気味なところもあります。 思えば...(続きを読む)
賃金抑制がデフレを加速する
デフレが継続しているようです。 消費者物価指数(CPI)は、 高校の無償化の影響を受けたとはいえ 今年の4月まで14カ月連続マイナスとのこと。 背景としては、賃金抑制の影響が考えられます。 すなわち 賃金が下がるので、家計は節約志向になり 節約志向になるから、物価が下がる 物価が下がるので、企業は値下げ競争をし また賃金を下げる という完全な負の連鎖です。 例えば、最近も、居酒屋チェーン店...(続きを読む)
日本の将来は、悲観的か
近頃、国の借金問題が、取り上げられることが 多くなりました。 報道によれば、国の借金は、2010年度末に 総額で973兆1625億円に達する見通しとのこと。 また、国際通貨基金(IMF)は、日本について、 「2019年に政府債務残高が個人金融資産に匹敵 する規模まで増加し、その後は個人金融資産を上回り、 国債の国内消化ができなくなるリスク」 を警告してい...(続きを読む)
謙虚な心と感謝の気持ち
今回の冬季オリンピックは、 フィギュアスケートなどで、盛り上がりを見せましたが、 競技後の選手のインタビューも感動を呼びますね。 特に、その選手が、謙虚な心で「感謝の気持ち」を述べる時が、 いっそうの感動を呼びます。 これを見ていると、 「勝つこと」=感動ではないのだなと思います。 つまり、観衆は、単なる結果だけではなく、 その結果に至るまでのプロ...(続きを読む)
ソブリン・リスクの台頭
日経平均は、今日も続落となり、 1万円を割りました。 合わせて、急激なユーロ安も気掛かりなところです。 個人的には、これまでの調整とは、違う雰囲気を感じています。 一連の動きの要因は、どうやら ソブリン・リスクの台頭にあるようです。 ちなみに、ソブリン・リスクとは、 ソブリン債(国債など)のデフォルト(債務不履行)リスクのことです。 具...(続きを読む)
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