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IFRS(国際会計基準) のコラム一覧
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【米 IFRS導入の判断を延期】あわせて気になるのは…
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 2011年中にアメリカは、国際会計基準を適用するか判断する予定でしたが、アメリカのSECが適用の可否の判断を、見送ることを決めました。 これは、 ・欧州債務危機への対応 ・米金融規制改革への対応 ・米基準と国際会計基準の「共通化作業」の遅れ によるものです。 日本でも、2011年中に国際会計基準を導入するか判断する予定でしたが、...(続きを読む)
【IFRS導入に向け、定率法から定額法へ】 会計方針の変更の動き
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 この第1四半期に、3月決算の上場会社のうち”36社”が、減価償却方法を定率法から定額法に変更したそうです。 これは、IFRSでは原則的に、定率法が認められていないためです。 確かに建物や機械は、毎年同じ程度減耗していくのでしょうから、理論的には当初償却費が大きくなる定率法は合理的ではありません。 しかし、日本の税務上、定率法の方が税務メリッ...(続きを読む)
【IFRSで、売上計上が遅くなりそうですね】
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 あずさ監査法人の行った「国際財務報告基準(IFRS)対応状況調査2011」の中で、IFRS導入によりインパクトの大きい項目に対する、各社の対応状況が書かれていました。 このインパクトの大きい項目の一つが、収益認識基準です。 売上の基準なので、会社によっては部署ごと、取引ごとに取引の契約形態が異なる場合もあり、おまけに営業部門を巻き込まなければ...(続きを読む)
【菅首相退陣 また駆け込み!】 IFRS導入に慎重派が金融庁に
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 今日、8月30日に野田新首相が選出されます。 昨日の29日には、菅直人首相の指示を受けて、高木文科相が朝鮮学校に対する高校授業料無償化適用の審査手続きを再開しました。 これが、“駆け込み”ということで、一部で批判されて、騒ぎとなっていました。 実は、会計でも“駆け込み”が行われていたようです。 29日、自見庄三郎金融担当相は、「国際会...(続きを読む)
【IFRS 導入延期の影響】- 今、各社の導入プロジェクトの状況は-
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 先月、IFRS(国際会計基準)の導入が2015年3月期から延期されることが決まりました。 この延期について、経営財務(7月25日号)がアンケートを行い、企業の実務家や公認会計士などから121件の回答を得ています。 この導入延期についてのアンケートを見ていると、現在の各社の状況がわかります。 1.導入延期発言 まず、自見金融担当大臣の導...(続きを読む)
本当にいいのか? IFRS(国際会計基準) 見直し議論
IFRS(国際会計基準)の適用延期に続いて、30日の企業会計審議会で、適用範囲等も見直しの俎上にのぼっているようです。 IFRSの適用を、すべての上場企業から、グローバルな上場企業だけに限定し、場合によっては、IFRS市場とでもいうような別の市場の創設するべき、との意見も出ているそうです。 このIFRSの見直し議論には、大きく2つの要因があります。 一つは、日本の産業界、つまり有力企業が...(続きを読む)
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