
峰平 宣明
ミネヒラ ノブアキワンルーム投資は東京か大阪か
マネー 不動産投資・物件管理 2010/10/30 21:54ワンルーム投資を考えています。
東京の立地の良い物件で築8~10年 1500~1700万を検討中です。
ローン返済したあとに+10000~15000円くらいが手元に残ります。
サブリースなし
最近、大阪の業者様から新築ワンルームの提案を受けました。
価格帯は東京の中古と変わらないレベルでローン返済すると収支はトントンです。
サブリースあり
大阪の方がいうには、
10年前の中古物件よりもコンクリートの質が良いので今後築年数が経過していくと東京と大阪の物件では差がでる
長期的運用であれば新築が良い
サブリースがあるので空室リスクがないし家賃設定も築20年の相場にしているから下がらない
築10年というと2000年くらいになりますが、当時の物件と現在の新築物件ではコンクリートの質が違うのでしょうか。
新築は24Nのコンクリートです。
大阪はワンルーム投資に適しているのですか。サブリースがついているとはいえ、いかがでしょうか。
kenkenpaさん ( 北海道 / 男性 / 35歳 )
建物の維持管理も頭に入れたほうが宜しいかと思います。
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マンション管理士です。
私からは構造面と建物の管理面についてご説明致します。
まずコンクリートの質のことをおっしゃられていますが、最近のマンションは「100年コンクリート」などと謳われた、簡単に言うと質の良いものを使用していたりします。
ただ、だからといってそれだけで安心かというとそうではなく、自分達で建物の維持修繕を定期的に施していかなければそこまでは持ちません。
所有者の集まりである管理組合がきちんと機能していて、長期修繕計画書を目安として定期的に建物のメンテナンスを行っているマンションと、誰も意識を持たず、引いては補修時期が来ても何の施しもしないマンションとでは、立地の問題以上に建物の価値に違いが生じてくるようです。
たいがいのワンルームマンションは所有者が自分で住まず、第3者に賃貸しているため、なかなか管理組合が機能しないところが多いようです。
区分所有者が誰も関心を持たず、役員のなり手がない管理組合では最近管理会社が区分所有者の代わりに管理者になるようなワンルームマンションが出始めています。
管理会社はそのマンションのお財布状況を熟知していますし、日常の建物の管理を任されていますので、現場のことはもちろん把握しています。
その管理会社が管理者になるとどういうことが起こるのか・・・
管理会社が自ら判断して修繕工事を実施していくことが予想され、その修繕費は概して高価だったりします。
また築12~15年には大規模修繕工事を実施するところが多く、多額の修繕費がかかります。
これらの先々に生じてくる修繕費用を区分所有者の毎月の修繕積立金で賄っていくわけですが、管理会社がバンバン工事を進めていくと、修繕積立金不足に陥る可能性があります。
その場合は、まず間違いなく区分所有者の毎月の修繕積立金を改定(値上げ)を提案してくることになります。
このようにマンションの管理面をチェックすることなく他人任せにしていると、現在支払っている毎月の管理費・修繕積立金が値上がりしていくという場合が起こり得ます。
ご参考になれば宜しいのですが・・・
評価・お礼

kenkenpa さん
2010/11/03 23:36
峰平様
コメントありがとうございます。
マンションは管理が大切ということはよく聞くことですね。
100年コンクリートということよりも管理に重きをおいてマンション選別するのは大切ですね。
私自身、マンション管理士という資格興味があるので機会があれば勉強してみたいです。