小倉 美紀
オグラ ミキ相談相手、自分を高めてくれるパートナーが欲しい
キャリア・仕事 コーチング 2008/09/25 14:47小さな企業を経営している者です。30代半ばで起業してから5年ほど経つのですが、これまでは主に実務に追われ、ただがむしゃらにやってきました。これからはもっと自分の為に時間を使いたいと考えており、コーチをつけることを検討中です。経営に関する相談や、部下への接し方といった、ビジネスに関することは勿論のこと、自分自身の人間性や考え方といった、プライベートに関わる部分についても、力になってくれるコーチがいたら理想的です。欲張りでしょうか?コーチというのは通常、そこまで広い範囲を対応しないものでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
むしろコーチには広範囲を期待してください
ビジネスに関することからプライベートまで、広範囲でのサポートを
してくれるコーチを求めるのは、欲張りではありません。
むしろ、それがコーチに期待できるところですし
コーチが力を発揮するところです。
コーチングには、いろいろと頭にタイトルがつくことが多く、
ビジネスコーチング、エグゼクティブコーチング、キャリアコーチングと
呼ばれています。
ただ、私の経験上、どんなに頭のタイトルを変えても
実際にコーチングを始めると、どの方も中身はほとんど同じです。
コーチングでは、focus on being, then doing と言いまして、
まずは自分(being)、それから自分のやるべきこと(doing)を、
となります。
現実的には、自分の中の状態(考え方や見方、姿勢)が
ビジネスやプライベートなどの外側の現象として現れるからです。
経営に関することや、部下への接し方も、結局は自分の考え方や
見方、姿勢がモノをいいます。
どんなに外側のスキルを磨いても、経営力があっても
それを使う自分自身の人間性や考え方、プライベートが
落ち着いているなどの基礎がなければ、せっかくのスキルが
120%生かされません。
また、プライベートとビジネスも実際には密接につながっていて
お互いに影響しあっています。
ビジネスコーチングとして始めてみたら、実際の本当の課題は
プライベートにあった、なんてこともよくあり、そのプライベートの
課題をコーチングでクリアしたら、ビジネスの課題も自然と
クリアできた、というようなことは、本当によくあるお話です。
いずれにしてもコーチングは人としての成長を促すものでもあります。
ご質問のように、経営だけでなく、自分に対して時間を使いたい、
自分も成長したいというお気持ちを持ったクライアントを、
どのコーチも歓迎しています。
何か私でお力になれることがありましたら、いつでもご連絡ください。
いずれにしても、今のニーズに合ったコーチに出会えるよう、
応援しています。