下部 陽一(メンタルヘルスコンサルタント)- Q&A回答「環境が整えましょう」 - 専門家プロファイル

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シモベ ヨウイチ
( 神奈川県 / メンタルヘルスコンサルタント )
一般社団法人オープンマインド 代表理事
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抗うつ剤服用の必要性

心と体・医療健康 心と体の不調 2010/06/21 10:43

こんにちは。私は約2年前から抑うつ状態と診断され休職しています。薬はパキシルとルジオミールを2錠ずつ服用していましたが服用から半年ぐらいで11キロ太り自分が醜くて人に会うのもイヤになり引きこもるようになりました。食事の量も減らし、運動も家の階段の上り下りをひたすらやりましたが変化がなく…色々調べてみたらパキシルは体重増加の傾向があると知り医師に相談したら「薬を変えて様子をみるしかない」と言われたのでパキシルからジェイゾロフト2錠に変えてみましたが何も変わりませんでした。薬が効いているのかどうかわからなかったし子供も欲しかったので去年の12月中旬から薬の服用をすべてやめました。服用をやめてから10日ぐらいは服用をやめたことによる副作用がひどくて辛かったですがそれから体調が良くなってきたので簡単には痩せないだろうと思いつつもスポーツジムや岩盤浴に時々行くようにして少しずつですが4キロ落とすことができました。ところが先日、主人の実家に行った時に義父母に「太ったね」と言われてから体の調子がよくないのです。義父母は高齢なので説明してもあまり理解できないと思い私の病気のことや休職していることは一切話していません。今年の初めに私の実家でも「太った」と言われて2週間ぐらい立ち直れなかったのでやっぱり気にしていることを言われると体は反応するのでしょうか?医師から「赤ちゃんのことを考えて薬をやめてから1年は子供は避けた方がいい」と言われているのでできれば薬を飲まずに病気を克服したいのですが、時々気持ちが沈むようならやっぱり薬の服用は必要なのでしょうか?よろしくお願いします。

HACHIKOさん ( 愛知県 / 女性 / 35歳 )

下部 陽一 専門家

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メンタルヘルスコンサルタント

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環境が整えましょう

2010/06/24 11:29
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HACHIKOさん こんにちは
社)オープンマインドの心理カウンセラーの下部陽一です。

抗うつ剤に限らず、薬には何らかの副作用があります。
病には二種類ありますが、心理的病の場合は理由はほぼ一つなのです。

なぜその病にかかってしまったのか・・・。
HACHIKOさんの場合はうつ病とのことですが、うつ病にならないと身体の他の
部分に影響してしまうからと考えられます。
たとえば本来の自分らしさを隠し、見せかけや人の顔色ばかりを気にしていますと
当然のことながら脳に負担がかかります。
本来自分はこうしたいのにって思うのに、それを我慢したりすることですね。
人間には欲求があり、それを閉ざされると知らずにストレスがどんどん溜まります。
ストレスが溜まりすぎると身体に悪影響が出るため、脳はそれを守ろうとします。
その守る行為がこころの病などです。こころの病になることで、やる気がなくなり眠くなったり
普通の人では何でもないことができなくなります。そうしないと頑張ってしまう自分が
いますから、身体に悪影響が出てしまうと脳が判断し、それをさせないようにするのです。
ですから心の病とは身体を守ることから起きてしまうことが多いんですね。

さて、抗うつ剤を辞めてもいいのか、また辞められるかというお話ですが、
ご自身が自由に過ごせる時間や環境を整え、精神的にリラックスできる
環境下でいられるのであれば、一度おやめになって試すのもいいかもしれませんね。
なぜなら、薬とはこの世で病を治すものはほとんど存在しなく、症状を抑えるための
ものが多いのです。
風邪などで薬を飲む方が多いと思いますが、薬で治すのではなく、薬でせきなど症状を抑え、
人間が本来持った免疫で治しているのです。
抗うつ剤も同じです。
治すのではなく、症状を抑えているのですから、リラックスできる環境が整えられる
のであれば、薬がなくてもカウンセリングレベルで改善できる可能性はあると思います。

人によって効果はさまざまですから絶対とは言い切れませんが、こんな方法も
あることは知っておいてもいいかもしれませんね。

評価・お礼

HACHIKO さん

こんにちは。私が「抑うつ状態」と診断されたのは結婚してから1年半後だったので気がつかないうちに仕事と家庭の両立が負担になってたと思います。今思えば仕事も性格上色々我慢したり、ご飯の献立(いつも無理して5品作っていました)を考えたり…と毎日苦痛でした。ある時から頭痛・眩暈・胸の苦しさ・倦怠感が毎日続き夏バテだと思っていましたがだんだんひどくなったので病院に行き休養するよう言われ、体は正直だということを思い知らされました。今は無理をせず何事も程々にしています。でも薬ナシでここまで動けるようになったのが本当に嬉しくてやめて良かったと思っています。お忙しいところ回答していただきありがとうございました。

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