下部 陽一
シモベ ヨウイチアダルトチルドレンの夫
心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2010/06/10 15:24昔から生きづらそうにしていた夫でしたが、最近いろいろと調べていて
アダルトチルドレンの項目にぴったりとあてはまることがわかりました。
わたしが話を聞いて、回復の方向へ導いてあげられたらとさらに調べていますが、
素人のわたしが(一応心理学部卒業ではありますが、あてになりませんよね)
夫の話を聞いたり、回復させたりする際に
注意すべき点、してはいけないこと、こうするといいということを
教えていただけないでしょうか?
そもそもわたしが話を聞くのではなく、やはりプロのカウンセラーに
相談すべきなのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
m_a_i_k_aさん ( 東京都 / 女性 / 37歳 )
ご家族とプロの協力が大切
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m_a_i_k_aさん こんにちは。
オープンマインドの下部陽一です。
ご主人がアダルトチルドレン(AC)とご判断されたのはいくつか
当てはまる項目があるとのことですが、m_a_i_k_aさんが早々に決め
つけてしまうことは危険です。しかしご主人が生きづらそうにして
いることも現実でしょうから、まずは専門家にご相談されることが
一番良いのではないでしょうか?
ACと決めつけて対応をしてしまうと、逆にご主人を悩ませたりして
しまう可能性もありますし、m_a_i_k_aさん自身も専門家に診断して
診断してもらった方が安心かと思うのです。
私のところで診断で使っているACの症状チェックをもう一度されて
みてはいかがですか?。(下記の19項目)
その上であまりにも当てはまるようでしたら、一度専門家の所に
直接ご相談に行かれることをお勧めいたします。
正確な診断とカウンセラーとご家族との、回復するための協力体制。
これが大切ではないでしょうか。
【 アダルトチルドレン症候群 - 心理行動の特徴 】
以下の( ・ )印を指示に従ってチェックしてください。
よく当てはまる→◎ 大体当てはまる→〇
少しだけ当てはまる→△ 当てはまらない→X
・ 自分の判断に自信がもてない。
・ 自己感情の認識、表現、統制が下手。
・ 常に他人の賛同と称賛を必要と感じる。
・ 自分にはどうにもできないことに過剰反応する。
・ 自分は他人と違っていると感じる。
・ 傷つきやすく、ひきこもりがち。
・ 世話やきに熱中しやすい。
・ 孤独感。自己疎外感。
・ 必要以上に自己犠牲的。
・ 感情の波が激しい。
・ 物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。
・ 物事を最後までやり遂げることが困難。
・ 衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。
・ 習慣的に嘘をついてしまう。
・ 他人に依存的。
・ 罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。
・ 周囲の人に対して支配的。
・ 過剰に自責的。
・ リラックスして楽しむことができない。
これは診断テストというほどのものではありませんが、
私や他のカウンセラーが、ACの方々と接してきたACの共通する
特徴をまとめたものです。
社団法人オープンマインド
下部陽一
評価・お礼
m_a_i_k_a さん
下部先生
アドバイスをありがとうございました。確かにわたしが決めつけることは危険だということは承知しています。やはり専門家と組んでの対応がベストなのでしょうね…。ただ、上の回答欄でも話している通り、どうやって気の合うカウンセラーを見つけたらいいのかがわからないというのが正直な気持ちです。あちこち回るしかないのでしょうか…。
また、チェック項目は◎が8つ、○が3つ、△が7つ、×が1つでした。
ありがとうございました。
下部 陽一
m_a_i_k_aさん
相談者とカウンセラーの愛称は凄く重要です。それは相談者が、カウンセラーを心から信頼して心を開くことができるかどうかに繋がるからです。
身近なご家族は信頼はありますが、知識や手段が判らないことが普通です。ですからご家族とプロの協力が必要なのではないでしょうか。
気の合うカウンセラーの探し方ですが、やはり一番いいのは大変でしょうが、あちこち回るり、都度愛称を見ていくしかないでしょう。もし、知人などにカウンセラーと関わった方がいらっしゃるのであれば、その方を通じて判断するのも一つの手段です。
チェック結果ですが、どの項目に◎が8つなのか判りませんが、まったく0という人はほぼいません。どんな人でも少なかれあるのです。平均値から考えると◎〇を合わせて11という数字は、極端に多くないと思います。
ですからご主人とm_a_i_k_aさんが日ごろから他愛も無い話や、リラックスできる話を心がけ、ご主人の心の中にある悪い潜在意識を緩和することをお勧めします。そうすることで、ご主人はm_a_i_k_aさんに今以上に信頼感を抱き、ご主人自身が自ら今以上に悩むことを話してくれるようになると思います。
お二人の話の中で、その会話で過ちがあるとしても、ご主人の言葉を否定せず、ご主人自らそれに気がつく会話ができることが望ましいですね。否定するのはその人自身を否定することになってしまうので、信頼を失ってしまいます。
大切なことは、ご主人が自ら気がつくことが一番の回復だと思います。
(社)オープンマインド
下部陽一