齋藤 めぐみ(キャリアカウンセラー)- Q&A回答「意思決定をするということ」 - 専門家プロファイル

齋藤 めぐみ
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

齋藤 めぐみ

サイトウ メグミ
( キャリアカウンセラー )
キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
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自分の持ち方

キャリア・仕事 キャリアプラン 2007/03/15 12:22

はじめまして。わたしはもうすぐで大学を卒業するのですが、まだ進路が決まっていません。就職活動も、今まで20社くらい回りましたが、内定をもらえたところは一つもありません。もともと留学や大学院に行く事も考えていたのですが、そこで自分が何を勉強したいか、極めたいか...を考えたときに、とても曖昧だったことから、今は就職するのもいいかもしれない、と就職活動を始めました。でもまた、今になって、すごく不安な気持ちと、本当にこれでいいのか、もしかしたら院に行ったほうが良かったのかもしれない...など、時々、気持ちが大きく揺れ動くことがあり、自分がどの方向に進んでいけばいいのか、見失ってしまいます。大学では英語を専攻していたので、海外で自分の英語力を試してみたいと思い、今年1年働いて、来年ワーキングホリデーに行こう、と思う事もあるし、学校で美術やデザインについて学びたい、とか、国際交流に携わる仕事もしてみたい...など、やりたい事を掘り出してみれば山のようにあります。今この方向に進むと、別の道はできなくなるんじゃないかとか、優柔不断になって前に進めない自分、弱気になってグラグラ担っている自分がいます。

今の自分には、決断する勇気や力がないし、決断したとしても、何かを失ってしまうのではないか、などと、自分のした決断について、また考え直したりする気がして、前に進めなくなっています。

自分のこれから進むべき進路選択について自信をもった決断を下せるにはどうしたらいいのでしょうか。

アキさん ( 宮城県 / 女性 / 22歳 )

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齋藤 めぐみ
キャリアカウンセラー

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意思決定をするということ

2007/03/15 16:26

キャリアカウンセリングの講義の中でも、
意思決定の理論だけでも多数あります。

最近のキャリア理論では、経歴や能力を
分析して進むべき方向を決めるだけではなく、
直観的なものや希望や情熱がもたらす可能性を
信じましょう・・・
ということを伝えています。

今の時代、変化も多いし、働き方も多様化しており、
未来は予測不可能なものとして捉えることが自然です。

どんなにスキルがあっても、勤めている会社が
M&Aで買収されてしまう・・・とか、
業界時代が再編になるとか、ここにいれば必ず安泰と
いうものもないし、求められるスキルや技術などの
変化も非常に早いです。

すなわち、今、自分自身がどう生きるか・・・
これの積み重ねだと思うので、自分の直観を信じて、
「これをやる」と決めることが大事だと思います。

「これをやる」と決めるためには、
自分自身として何を大事にして生きていきたいのか
ということを知ることが解決方法としては
正しいのではないかと私は考えます。

誰でも決断するときは不安です。
「これでいいのか?」と悩みます。
何が不安なのか、ということを自分自身で整理して、
一つずつ向かい合うことから初めてみてはいかがですか?

私自身も就職せずに学校に行ったり、
音楽の道をあきらめきれずにバイトをしながら
生活していました。
でも今はこのように自分のやりたいことで、
楽しく仕事をさせてもらえています。

意思決定するために、何が必要なのか。
選択肢、それぞれのメリット・デメリット、
自分の価値観などなど、まずは自分自身と
向かい合って見てくださいね。

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