こんにちは。キャリアカウンセラーの齋藤めぐみです。
若干抽象的ですが、私の考えです。

年収というのは、採用する企業が、期待値をこめて
提示する金額です。よって転職時に提示される年収が
市場価値であるとは、私は考えておりません。

ベンチャー企業や独立して仕事をしてみるとわかりますが、
自分の市場価値は、自分で決めるしかないというのがあります。
自分がどれくらいの価値を世の中や会社に提供できるのか・・・が全てです。

もちろん業界によって異なるし、職種や経験年数、ミッションやポジションなどで
報酬が決まるなど、人事・評価制度を導入されている会社さんが多いとは思いので、
ある程度は外的な要因で自分のバリューが決まるとは思います。
データもあるでしょうから、業界や職種に応じた目安のシミュレーションはできると思います。
(色々な紹介会社さんが年収シミュレーションをデータを元に行っておりますので、
そちらを見てみるとよいでしょう)

ただ本当の市場価値とは、自分が変化する世の中に対して、
どんな状況においても価値を提供できる「普遍的な価値」のことを
さすのだと私は思っております。
(同じ業界・職種だからといって同じ市場価値とは言えないということです)

よって市場価値を高めるには、自分の人間力を高める必要があります。
これからの時代は特に、周囲を巻き込んで物事を進める力、
どんな環境に置かれてもパフォーマンスを発揮できる力、柔軟性、
リーダーシップなどを身につけることが大事でしょう。

それは日々、沢山の人に会い、学び続けることを惜しまず、
自分のアイデンティティーを確立し、自律できる人間になることだと思います。
抽象的ですみませんが、「人間力」を高めることが「市場価値」を高めることだと
私は考えております。