幸せのコツ③~いつでもやめていいと自分を許すこと
-
いいお天気が続いていますね
私は天気がいいと気分もいいのですが、先日、どうしても気分が乗らず、オンラインの同窓会をドタキャンしてしまいました。(幹事の方々ごめんなさい)
カウンセリングをしていると、やめるという選択肢や3番目の選択肢を考えていない人が多いと実感します。
仕事なら退職(転職)、パートナーシップなら別れる、結婚なら離婚、同居家族なら家を出るなど、自らやめるという選択肢はかならずあります。
また、これも見落としがちですが、やめる以外の保留の選択肢として、休職、距離(時間)をおく、別居などの選択肢もあります。
でも、悩んでいる人は近視眼的に「これしかない」となりやすく、他の選択肢を考えられなくなって「どうしたらいいでしょうか」と相談に来られるのです。
人は、やめるという選択肢をもてると強くなれます。最悪やめればいいと思える=腹がすわる=覚悟が決まる=冷静になれる=相手に振り回されない=強くなれるのです。
最悪のやめるは人生やめる、つまり死ぬということです。つまり、それ以外のやめるは最悪ではないということ。そして、どんな場合にもやめるという選択肢はあります。
やめる=逃げだと抵抗する人も多いですが、自分を守るためには逃げることも必要で、恥ずべきことではありません。むしろ、堂々と胸を張っていいことです。
たとえば、私は同窓会を直前にキャンセルしたことは申し訳ないと思っていますが、キャンセルできたことはよかったと思っています。なぜなら、あのとき無理に参加しても楽しめなかっただろうと思うからです。
人間関係や趣味が長続きしないと自分を責める方も多いですが、長く続くことがかならずしもいいとは限りません。不健全な関係や自分に合わないことは早くやめたほうがいいに決まっています。
やめる=逃げ=負け=弱い、のように思っているとしたら、それは誤解ですから、今すぐ手放しましょう。自分を守るためにやめるのは、自分を大切にすることです。本当に嫌なことは勇気をだしてやめるか、やめる覚悟をもって割り切って対処しましょう。
そして、やめるかやめないかの他に3番目の選択肢まで考えられるようになると、本当にラクになります。ぜひお試しください。