藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「幸せのコツ①~選ばれる人生から選ぶ人生へ」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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幸せのコツ①~選ばれる人生から選ぶ人生へ

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2021-09-18 13:35

先日リフレッシュ休暇を4日とり、心身ともにリフレッシュできました。あー、幸せ

大好きな仕事ですが、フリーランスは公私の区別をつけにくいので、たまには思い切って連休をとることも大切ですね。

 

さて、カウンセリングでのお悩みには、仕事でもプライベートでも人目を気にしてつらくなっているケースがよくあります。

 

そのたびに思うのですが、人目を気にする人たちは、自分はいつも評価される側で、選ばれるかどうかを相手にゆだねていて、なかなか自分が選ぶという発想にならないんですよね。

 

特に、婚活において、相手に選ばれるという意識の方がとても多いと感じます。でも、それってなんかヘンだと思いませんか? 

 

「パートナー選び」という言葉があるように、対等な関係を望むなら、相手はお互いに選び選ばれるのが基本だと思うのですが、いかがでしょう。

 

相談に来られる方は、結婚=誰かに選ばれる=価値がある人間として認められる、のような思いこみがあることが多く、したがって、結婚できない=誰にも選ばれない=価値のない人間と考えて落ちこみ、焦りと不安が強くなるパターンにおちいっているようです。

 

私は両親の結婚からもともと結婚にいいイメージがなく、一度未遂はしましたが、その後おつきあいはしても、一人暮らしの快適さが優先して結婚願望なく今日にいたっています。

 

結婚を否定しているのではありません。でも、「幸せにします」とか「幸せにしてもらう」という発想や、親の許可を求めるような風潮、何より夫婦別姓を選択する自由もないということには賛成しかねます。

 

パートナーシップは対等であるものだと思うので、一方だけに選ぶ権利があり、もう一方は選ばれるのを待つだけというのは不公平です。そして、たいてい女性は選ばれる側。

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選ばれる存在だと思うと、どうしても立場が弱くなり、自分への評価が気になって、悪く思われたくないから相手の機嫌をうかがい、自分を後回しにするようになります。つまり、自分を大切にできなくなる。そうすると自信がなくなる一方です。これでは悪循環ですよね。

 

誰にでも選ぶ権利はあります。これは基本的人権です。権利をつかわないと放棄したことになってしまいます。放棄を選ぶくらいなら、ぜひ今からでも選ぶ権利をつかいましょう。

 

自分で選ぶということは、選んだ結果の責任を負わなければならず、慣れないと怖いと感じるかもしれませんが、実際はとても爽快です。

 

選ばれただけだからと言い訳できれば、責任をとらずに被害者でいられるように思えます。そんな受身的な姿勢が依存体質となり、自信喪失につながっています。また、実は選ぶ権利があるのに使わないという選択をした責任からは逃げられません。

 

選ばない選択をしても責任を問われるのなら、自分で選び、選んだ責任をとるほうが納得できませんか。

 

失敗を恐れて選択できないという人も多いですが、失敗は多くの場合、慣れの問題です。今までだって何かしら失敗しながらなんとかやってきましたよね。そんなものなんです。

 

失敗したら、次に活かせばOK! そうして学習しながら経験値を上げていけば、たいていのことは「なんとかなる」と思えるようになって自信がつきます。

 

つまり、選ぶことは経験すればするほど上手になるってことです。初めは誰でもおっかなびっくり。でも大丈夫。誰でも慣れます。だからぜひトライしてみて! 自分で選べば選ぶほど自信がついて自由になれます

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