藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「ネガティブなときほど一歩引いて全体を見ることが大事」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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ネガティブなときほど一歩引いて全体を見ることが大事

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2021-09-07 14:01

日照時間が短い日々が続いていますが、みなさまお変わりないでしょうか。

 

例年9月は季節の変わり目で不調になる人が増える時期なので、どうぞみなさまいつも以上にセルフケアをしてあげてくださいね。

 

さて、人はネガティブになっていると、どうしても視野が狭くなりやすく、そのせいでますます追いつめられた気分になるという悪循環に陥りがちです。

 

そんなとき役に立つのは、一歩ひいて全体を俯瞰して見るようにすること。

 

誰か別の人のケースだと思って眺めてみるのもおススメです。

 

行き詰まっているときは、意識的に視野を広げ、さまざまな視点でさまざまな可能性を考えてみると、「なあんだ」と思えることがあります。

 

たとえば、自分が大失敗だと思って落ちこんでいたことが、実はまわりの人にとってはそれほど印象に残ることではなく、まして何かに被害や損害を与えたわけでもないということはありませんか。

 

だとすれば、問題は自分の完ぺき主義や自信のなさであり、だったらいつまでも過ぎたことをウジウジ悩むより、自分の問題改善に時間とエネルギーをつかうほうが建設的だと自分に言い聞かせ、じゃあそのために何をしたらいいんだろうと問題解決に動く、こういう循環に転換することがとっても大事だと思います。

 

そして、問題解決のために動いている自分をちゃんとほめてあげることを習慣化しましょう。これで自信が育ちます。

 

つまり、ネガティブ思考や落ちこみやすい人ほど、トレーニングと自信を育てるチャンスがたくさんあるということです。

 

人は危機に備えるため、もともとネガティブになりやすいそうです。それを脱するには意思の力が必要で、今穏やかに見える人はおそらくそうしたことがすでに習慣化できている人だと思います。生まれつきの性格だとあきらめたら本当にもったいない。ぜひお試しを

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