藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「今月の「働く女性のための相談室」」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
カウンセリングはココロのエステ

藤井 雅子

フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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今月の「働く女性のための相談室」

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2020-02-11 09:28

毎月10日頃発売の小冊子『PHPスペシャル』、今月の特集は「振り回されない練習」。今月号は個人的にとても読み応えのある内容で、お勧めです!

 

というのも、最近、人の目が気になる、人にどう思われているか気になる、言われたことを真に受けやすい、つい人と比べてしまうなど、つまり、他人に振り回されている人がとても多いからです。

 

たくさんある記事のなかで、私は個人的に、「慌てない、動じない、気持ちの落ちつかせ方」にとても納得しました。興味のある方、ぜひ本誌をご覧ください。

 

また、私の連載『働く女性の相談室』の今回のお悩みは、「つい人のせいにしてしまうこと」。

 

カウンセリングに来られる方にも、自分を責めるタイプと他人を責めるタイプの方がいます。責めるというのは、責任の問題であり、責任の問題は依存の問題でもあります。

 

依存的な人は、自分に自信がなく、責任をとることを怖れます。自責傾向のある人は過剰に責任を感じ、他責傾向のある人は責任を避けようとします。どちらも根っこは同じだと私は思っています。

 

自律している人は自分の責任を怖れません。関わったことから逃げず、必要に応じて謝罪や説明をし、できる範囲で精一杯フォローすることが責任だとわかっているからです。

 

責任を怖れる人たち=依存的な人たちは、自分と他人の境界があいまいなので、「できる範囲で」という感覚がつかめず、無制限に自分が責められ罰せられてしまうようなイメージがあるのかもしれません。

 

現実的にそんな過剰な責任をとる必要はないので、どうぞ安心してください。ていうか、過剰な責任はとりたくてもとれませんよね。たとえば、ないお金は払えないし、たとえ辞職しても事態は変わらないし(ちなみにただ辞めるのは逃げ=無責任です)。だから、責任とは自分ができる範囲で精一杯やるしかなく、それでいいんです。

 

そんなお話もカウンセリングでできるので、興味のある方はぜひいらしてください。お待ちしています

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