藤井 雅子(心理カウンセラー)- コラム「年末年始をどう過ごすか」 - 専門家プロファイル

藤井 雅子
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フジイ マサコ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
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年末年始をどう過ごすか

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2017-12-17 23:03

めっきり寒くなった年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。私はサプリメントを変えたらかなりいいかんじで、寒いのにいつもより活動的になっています。

 

さて、毎年この時期、年末年始の実家との関わり方が多く話題にのぼります。何を隠そう、私にとっても他人事ではありません。

 

結論から言うと、「無理はしなくていい」「長居は無用」です。

 

年末年始は貴重な連続休暇なのだから、まずは1年頑張ってきた自分をいたわってあげましょう。無理をしてまで親孝行することはありません。できる範囲でお互い気持ちよく、を私はオススメします。

 

実家でリラックスできる人はいいのですが、世の中には実家でストレスを感じる人も少なくありません。しかし、意外と親のほうは「当然正月は帰ってくるもの」と思いこんでいたりします。そんな親と上手に距離をとるのは至難の業ですよね。

 

私のお薦めは、「期間(時間)限定の親孝行」です。

 

あなたにとって、機嫌よく親と過ごせる時間や日にちを今までの経験から考えます。これは個人差が大きいので他人は気にせず、自分の過去の感じ方を思い出してください。

 

基本は「忙しい」を言い訳に、○日しか行けない、○時までしかいられない、と先に宣言してしまうこと。帰り時間を予め指定しておくことがポイントです。何でも期限が決まっていれば頑張りやすくなります。それまでは親孝行のための時間、いっそ仕事だと割り切って接待に徹しましょう。親の機嫌を損ねないことがミッション。お勤めが終わったら大いに自画自賛で労って。

 

私の場合は、2泊すると消耗するので、母に1泊を提案したら、2泊を希望していた彼女は都合の合う相手をみつけ旅行に行くことにしたとのこと。案ずるより産むが易し、でした。

 

これで私は晴れて自由の身。かつては一人の年越しが寂しいときもあったけど、今は解放感いっぱい。普段なかなか連休で一人のんびりすることがないので、思いっきり自堕落な生活を満喫できると思うと嬉しくてしかたありません。

 

親孝行は強要されるものではないし、できる範囲で機嫌よくやればいいのではないでしょうか。無理をしてまで親の期待に応える義務はありません。私は子ども自身が幸せでいることが最大の親孝行だと信じています。だから罪悪感も不要です。

 

あなたもできればちょっと勇気を出してみて。心穏やかな年末年始が過ごせますように

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