こんにちは。　サカイデザインネットワークの酒井です。

収納の計画は「何を」「どのくらい」「どのように」収納できれば自分にとって便利でスッキリと快適に過ごすことができるかという視点をもち考えることが基本になるのですが、あわせて、その収納が空間デザインとしてどのように存在するのか、という視点も計画するうえでとても大切だと思います。

まず既存のA収納についてですが、収納アイテムが本ではムダなスペースができているようですので(本棚は20cm〜30cm)、現在の奥行きに合ったモノでここに収納できるモノはありませんか?必ずしもリビングで使うモノだけでなくてもスペースを有効に使えるモノであれば良いと思います。(座布団、洋服のストック、掃除機・・)　

そして、新たに計画するB収納については、パソコンやTVなどのほか、本や今後増えるモノなども予測して細かく計画することでご計画の効果を発揮できると思います。　収納はとくにモノに合った奥行きがポイントになります。

ご予算については、見積り依頼はご納得がいくまで何回でもOKだと思いますが、収納計画のなかでも「造作家具」については材質や木工所の違い、受注の体制などにより価格にとてもバラつきがあるアイテムのため、木工所へ直接製作手配できる会社やデザイナーへプランの依頼をすることが
よいと思います。　また、同じサイズでも材質とデザイン内容によりコスト削減が可能です。　

ご予算をかけてせっかく計画することですので、中途半端では効果を発揮しませんので、ご予算のなかで最大の計画ができるようぜひ進めていただきたいと思います。　ご質問などあればいつでもご連絡ください。　壁面収納の事例を添付致します。
参考になりましたら幸いです。