酒井 正人(建築家)- Q&A回答「塗り壁仕上げについて」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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塗り壁の仕上げ方について

住宅・不動産 インテリアコーディネート 2008/10/01 07:47

LDKと階段、廊下の部分を、ビーナスコートで塗ることになりました。

この仕上げ方についてなのですが、お願いしている工務店からは、機能の面を考えて刷毛仕上げが良いと薦められ、その通りにしようかと思っていましたが、雰囲気として、和風になるのではないかと気になってきました。

目指す雰囲気としては、Actusのパンフレットにあるような、ボタニカルなものなのですが、この場合は、ローラースポンジなのでしょうか?

北欧家具やヴィンテージものも置く予定なので、あんまり和風では困るのです。

すみませんが教えてください。よろしくお願いいたします。

サルスベリさん ( 東京都 / 女性 / 38歳 )

塗り壁仕上げについて

2008/10/04 23:48
( 4 .0)

はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井と申します。

北欧家具が似合う空間を目指されているのですね。 素材感を重視されるのであれば刷毛仕上げがまったく合わないわけではありませんが、たしかに「和風」の空間にはよりあうイメージがあるので、この製品のパターンにある「ローラー漆喰」などのほうが、目指されている雰囲気にはよりベターだと思います。 ただビーナスコートは1mm厚の薄塗りが特徴のため、通常、左官仕上げなどで雰囲気をつくるコテ塗りの感じはだしにくいため、もしナチュラルなコテ仕上げなどをイメージされている場合は、同社のアッシュライトを使いコテ仕上げがよいと思います。

左官仕上げの場合、パターンや仕上がり感については「左官屋さんの腕しだい」という世界ですので、必ず、仕上げの前にサンプルを作っていただき実際の雰囲気を確認されるとよいと思います。

ビーナスコートのことではありませんが、私がよく使用するスイスローム、カルクウォールという左官材料(天然100%素材)についても一応ご紹介いたします。(コラムで紹介しています)
http://profile.allabout.co.jp/pf/masakai/column/detail/36388
この塗材での仕上げも北欧風の空間などにはとても合います。

参考になりましたら幸いです。

評価・お礼

サルスベリ さん

アドバイスありがとうございます。

残念ながら素材は決めてしまったため、仕上げ法につき、左官屋さんとローラーが良いか刷毛のままでよいか相談しようと思います。

ありがとうございました。

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