杉本 まき
スギモト マキイメージワークの不思議 「4つの道」
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皆さま、こんにちは
今回ご紹介するのは、以前アダルトチルドレンだと思われる方のタイムラインセラピーというイメージワークを行ったときのお話です。
ご自分の人生のタイムライン、これは人によっていろんな風に見えます。
一番多いのは、未来が自分の目のあたりから前に続いていて過去は反対側に見えるという人ですが、上下に伸びている人もいれば、横に見える人、なんだか輪っかになっているという方もいらっしゃいます。
実は私も輪っか型。
自分の人生のタイムラインを思い浮かべると、決まって左下から始まり、上がったり下がったり、方向も変えながら最終的には毎回同じような輪になるんです。
でも、今まで輪っか型だったのは、お一人だけでした。めずらしいタイプなのかもですね^^
話が少しずれましたが、その方は前後に見えるというタイプでした。
途中までは他の方と同じように進んでいたのですが、問題のあった過去から未来を見渡してもらうと、道が複数あるというのです。
???
え・・・普通タイムラインは一本のはず
多少曲がりくねったりアップダウンがあるという方はいらっしゃいましたが、複数というのは初めてでしたので、これはどういうことだろうと私も一瞬困ってしまいました。
どうしてかなと一緒に考えているうちに、ああ、この方はいろんな自分を演じてきたのではないだろうかと思い当たったのです。
アダルトチルドレンの人は、まわりのことを考えすぎたり、相手の顔色を気にするあまり常に人にあわせてしまう癖がついてしまいます。
タイムラインが複数あるということは、複数の人生を歩んできた=自分の中にいろんな自分がいて、それを使い分けてきたのかなと。
そういう状態だと、本当の自分を見失ってしまい、自分は本当はどうしたらいいのかがわからなくなってしまうこともあります。
その方は、まさにその通りだと。。
もうそんな必要はないのだから、一つにまとめられるか聞いたところ、できそうだということで1本にまとめてもらいました。
一つにまとめられたことは、そのすべてをありのままに受け入れることができたということを意味しており、これからは自己一致をしていいんだと、無意識が納得したことになります。
一つにまとめられて本当に良かったと思いながらその日のセラピーは終わりました。
自己一致ができず、常にまわりを気にしてしまう・・・実は私もそうでした。
これは結構つらいことでした。
自分のモノサシができていない状態でそれをやると、自分がどこにいるのか、どこへ行きたいのかもわからなくなってしまい、押しの強い人に常に負けてしまいます。
また私は怒鳴られたり強い口調で言われると、もうすっかり萎縮してしまい、何もできなくなってただただ涙があふれてしまうという時期もありました。
いろんな事を体験しながら、自分の物差しをつくり、少しずつ強くなってきたように思います。
自分の信念といいますか、価値観も含めて生き方の原点のようなものを持ったうえで、相手にあわせるのかどうかを自分で決めていく
それが、『自律』「自立』につながり、アダルトチルドレンを克服していくことにつながるのではないかなと今では思います^^
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