杉本 まき
スギモト マキ心の傷(3)
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そして3回目
過去のトラウマを癒すタイムラインセラピーをやってみました。
何かが入ってくるのがいやという感覚
自分を支配されると思うその感覚を最初に感じたのは、生まれる前か、途中か、それとも生まれた後か
無意識からの答えは、生まれた後、3歳くらいの時のことという答えが返ってきました。
そこで、その出来事の真上までタイムラインをさかのぼって、そこにあった感情を感じてもらうと「これは何だろう・・・」という言葉が浮かんできました。何か不思議な感覚、不安です。
まずは、その時に感じた負の感情を解放した後、その感情が今どこにあるのか探してもらうと、なんとタイムラインのずっと後ろ、今の場所からかなり離れたところに金庫のような箱があり、その中にすべてを仕舞い込んでカギをかけたとおっしゃいます。
一旦その箱の上に移動してもらって、どんな感じがするか感じてもらうと、また出てこないか少し不安を感じるとのこと。
それはその箱にしまって封印していいものかを聞くと、いいとおっしゃるので、無意識にお願いして絶対に開かないように処理をしてもらうことにしました。
後でお聞きすると、その時は大きなチェーンが出てきてぐるぐる巻きにしてさらに大きなカギをかけたそうです。
実はこれ、思い出したくないことや感情を封印するとき、私たちが使うやり方の一つでした。
ワークが終わった後、K美さんにこの方法を知っていたのかを伺ったところ、全く知らなかったそうで・・・無意識ってすごいですね
そして、その箱と、出来事の場所、2か所を癒して現在に戻ってきてもらいましたが、K美さんのタイムラインは、まっすぐではなく、ところどころカーブがあったそうです。
戻ってきたところで未来を見てもらうと、過去に戻る前は未来は曲がりくねった感じだったのが、まっすぐになったそうで、過去を癒すことで何かが変わったのだということを認識してもらって終了となりました。
そのあと、以前できなかった光を体中に広げていくという癒しのボディワーク、できそうか聞いてみたところ、大丈夫そうだというのでやってみることになりました。
すると以前の不安はまったくなくなり、金色のきれいな光が血液の中に入り込んで、キラキラ光りながら体中に広がっていくように感じたそうです。
そして終わった後には、体の古い角質がはがれて体中の肌の色がワントーン白くなった感じがすると
そして、その理由もわかりました。
実はK美さんは、小さい頃、大人の人を信じられなくなるような嫌なことがあって、ご自身としてはもうずっと前のことで、記憶もおぼろげ、いつもは忘れていることでした。
でも、それをきちんと整理をせず無理やり押し込めていたため、無意識、潜在意識の中ではしっかりと生きていて、その時の不安や怒りが、現在の生活の上にも時々反映してしまっていた
今回は、それをしっかり思い出したうえで整理をし、そこから学ぶべきことを学び、もう二度とでてこなくていいように厳重に処理することができました。
ですので、もう昔のように無意識にネガティブに働くということはなくなると思います。
その証拠に、彼女は光を体の中に広げていくワークができるようになりました。怖くなくなったのです。
そして、「こうしなくてはいけない」「こうするべき」と、とても窮屈に考えていたのがだんだんゆるまってきて、ご自分もすごく楽になり、余裕が出てきました。
そうすると相手の言動があまり気にならなくなって、ご主人に対する依存がとれてきたように感じるそうです。
これからいろんなことがあっても、今のK美さんなら負けずに乗り越えていけるはず!と強く思いました^^
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