イメージ療法の中にタイムラインセラピーというのがあります。

今現在の自分を中心に、未来と過去に伸びるタイムラインをイメージ

タイムラインを過去にさかのぼって、トラウマになっている出来事から学ぶ必要があるものだけを学び、感情を解放して癒すというワークです。

潜在意識の力を借りてやりますので、実際に何があったか思い出す必要もなく、その問題から少し距離を置いて眺めるので、実際は強烈な感情が残っていても冷静に対応できます。

その代り、そうだと信じないと何をやっているのかさっぱりわからない
ビミョーな感じで終わってしまうという、ちょっと難しいところもあります。

でも、やった後に感想を聞いてみますと、みなさんなんか心が軽くなったとか未来が明るく見えるとか、中には輝いて見えるという方もいらっしゃいます。

とっても不思議なワークなんです。

先日このワークでとても不思議な体験をされた方がいらっしゃいました。

いつものように、イメージの中で意識だけ過去にさかのぼってもらい、問題になっている出来事の真上に浮かんでもらいました。

その出来事がどんなことなのか、まったくわかりませんが、感情だけは伝わってきました。

「悲しい」「さびしい」という感情です。

そしてその上にいると、とても不安定で落ちていきそうで怖いとおっしゃいました。

そこで、学びと癒しのワークをやった後、再度その出来事の真上にいってもらうと、今度は安定していて怖くないとおっしゃるのです。

よかったよかったと、現在に戻ってきてもらい、どうだったのか伺うと

学びと癒しのワークの後で同じ場所の真上にいくと、上のほうからたくさんの白い紐のようなものが下りてきて、それが自分を支えてくれたというのです。

それは人の手のようにも思え、それにつかまっていたので怖くなかったのだと・・・

その時彼女は、「もっと人に頼ってもいいんだなぁ」と思ったそうなんです。

今まで人に頼らず、一人で一生懸命やってきた、、でも、これからはもっと人に頼っていこう、心を開いて人とかかわっていこうと思われたのかなぁと思います。

すごく大きな気づきで、私もすごいなぁと感動しました^^