直接指導する中・高校生たちへの特別トレーニングを企画しました。　自分の持つ知的能力を最大限に生かすCognitive Training です。

長年の実地教育経験に学問的裏付けをと、カナダの大学、アメリカの大学院で勉強を続けるうちに出会ったのがCognitive Psychology とNeuroscience。　特に脳のPlasticity （柔軟に伸びる可能性）には大いに興味を抱き、ここ数年新しい発見を次々に指導法として取り入れています。

特に、日本式の教育環境下で、育つべき能力を押しつぶされ、潜在能力を引き出すすべのない生徒たちをどう伸ばしていくかが、ここ最近追求している命題です。

暗記主体の受け身な教育、教師が黒板の前で一方的にしゃべる化石のような一斉授業、夏休みも塾・機械的な宿題・模擬テストに明けくれる間違った環境の中、本当の能力をどう引き出すか、これが命題です。

そんな気持ちから、カナダ・アメリカで学んだ最新の科学を基にしたプログラムを作りだしました。　勉強ではなく、生徒たちが「うわっ！　面白い！」と楽しめるように一生懸命作りました。

Cog Lab と名付けたその内容は：

１） 脳のWorking Memoryを伸ばすコンピュータープログラム（実際にアメリカの学校で使用され、大いなる効果を上げているものです。　

いわゆる「頭がいい」といわれる子どもたちはこのWorking Memoryの容量が大きく、機能的に発達しているケースが多いです。

２） 言語と運動機能を連携するプログラム　（英語教育を始め、日本の言語教育は非常に偏った教育をしていますので、脳のネットワークがうまく連携出来ていない生徒が多く見られます。　そのネットワークをつなぎたいです。）

鉛筆と紙を使うだけのかなり簡単な方法ですが、生徒たちが大喜びするような練習です。

３） 英語の文字と音とを脳が自然に連携するプログラム　（半コンピュータープログラム）。　脳の聴覚・視覚言語部分と、読み書きの情報を処理する部分とをうまく一緒に使えるように訓練します。　

このCog Lab プログラム、こんなキャッチコピーで生徒を募集したら大人気。　

１． 　　記憶力を高めたい

２． 　　英語力アップのために論理的に考える能力がほしい

３． 　　自分の意見をスムーズ、迅速に組み立てられる能力がほしい

４． 　　Critical Thinkingを実践出来る知的能力を鍛えたい

５． 　　英語の音と文字の関係を自然に理解出来るようになりたい

６． 　　英語（日本語も！）の発声をよくしたい

７． 　　文字をきれいにきちんと書きたい

８． 　　数字の概念をよく理解したい　　

９． 　　指示を誤解ないよう理解出来るようになりたい

１０． テストのうっかりミスをなくしたい

１１． そして！英語の達人になりたい

Machiko先生（生徒は私のことをこう呼びます）今度はどんな面白いことをやってくれるんだろう？？とワクワク楽しみに待っているようです。

成果を大学にレポートしようと思っています。