大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「危機的・カナダのコロナ現状- 変異種が猛威を奮い再びロックダウンも効果見込めず」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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危機的・カナダのコロナ現状- 変異種が猛威を奮い再びロックダウンも効果見込めず

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留学 大学・高校正規留学 2021-04-04 04:58

カナダのコロナ感染数がうなぎ登りで止まりません

(もし、今、またまたエージェントの口車に乗りカナダに向かおうとしている人がいたら、よく読んで再考して下さい。)

 

中途半端な規制を守らないコロナ疲れの人たちが、パーティに興じたり、ショッピングモールも混雑し、街のどこに行ってもPhysical Distancingはそれほど守られてないと感じる毎日のツケがどどっとやって来ています。

学校は閉めるべきでないと各州政府は粋がってますが、学校の近くに行くと「コロナはどこ?」と思うほど団子状態の生徒たちが談笑する姿が。

 

ワクチン接種も始まっていますが、どうもカナダ式のモタモタ。

接種予約のウェブサイトがクラッシュ、押し寄せる人たちで予約電話回線もなかなかつながらない。

従って接種率も遅々として上がりません。

 

そこに新変異種の猛威が。

 

混乱し、メデイアもドタバタするカナダの危機的現状を、アメリカのWashington Postが「あのね、まとめてあげるね」とトップニュースで記事を掲載しています。

そこからの抜粋です。

感染力、重症率、死亡率のはるかに高い新変異種が急速に広がっているカナダでは、各州が慌てて再ロックダウンを命令しています。

変異種による感染が、若者に集中し重症になる速度、死亡率が高いとのことから、とにかく接触を避けるよう規制が強化されるカナダ。

 

ただ、コロナ疲れの若者が規制を守らず、勝手に行動したことから発症するケースも相次ぎ、特にイギリスからの変異種(B.1.1.7) が強力な感染力で人々をなぎ倒している状態です。

カナダの専門家は「世帯をまたいでの接触は絶対避けるように」と警告を発しますが、この近所でも人が集まる様子がそこここに見られ「自分は関係ない」という身勝手な行動が大手を降ってまかり通っています。

 

1月にピークをむかえた感染数、死亡者数などは2月にいったい落ち着きましたが、3月の終わりには前月から72%の増加という危険な領域に。

更に変異種による感染は3月末時点で、前の週より70%も増加し、特にBC州では今週過去最大の感染者数を記録しています。

オンタリオ州では、集中治療室の患者数が前例を見ない数字となりました。

 

治療にあたる専門家たちは非常な危機感を持っています。

「現在の感染者数急増の特徴は、重症化と患者の若さです。若い人たちが感染し、あっという間に重症化するケースが目立ちます。」

 

一番の問題は:ワクチン接種のスピードよりはるかに速く変異種感染が広がっていること。若者がバタバタ倒れていること。

 

病院のICUを占める患者も依然の年配者から、今では若者がベッドを占領する状態。

カナダのワクチン接種は年齢の高い順に行われていますので、ワクチン接種の順番がまだまだ来ない若者の罹患率が大きく上がっているという結果です。しかも、その若者たちが重症化し死に至っているのがこの第3波の怖さです。

 

BC州では、1)すべての食品および酒類を提供する施設での屋内飲食の禁止、2)ヨガやピラティスなど、屋内での低強度グループエクササイズクラスのキャンセル、3)スキーリゾート「ウィスラーブラッコム」の営業中止、4)制限付きの屋内礼拝サービスに関して許可した先般の発表の取り消し、5)グレード4から12までの生徒に関し、学校でのマスク着用を奨励、といった新たな行動制限措置を4月19日深夜まで実施しています。

 

(え?学校ではマスク着用してなかったの?と思えるのが、カナダのゆる〜いところです。個人選択の自由を与えすぎかも。

この週末はEaster Weekendですが、Stay-Homeが発令されています。 しかし、恐らくどこに行っても人がいっぱい溢れているんだろうなぁとカナダのゆるさとカナダ人の身勝手さに腹が立ってます。)

 

変異種の恐るべき広がりの速さと、ワクチン接種のスピードとの競争の結果は悲観的だとのこと。

変異種が勝つとの予想に背筋が寒くなります。

 

最後に、Washington Postが引用しているカナダ医療従事者の声

「家族全員が一気に感染するケースが増えている。しかもその全員がICUが必要なほどの重症。ひとつの病院では面倒みれないので救急車やヘリコプターで他の地域で病床に空きがあるところを探して、遠くまで運んでいる状況。それも家族はバラバラ。それぞれが別の病院や別の遠くの地区のICUへ。そして、家族全員がバラバラ、ひとりぼっちで死んでいく。」

 

カナダに来る予定の留学予備軍のみなさん。

You don't have to believe me, but just listen to me. 

少なくとも、1)自分の国日本でワクチン接種を済ませる(カナダは国内にいるすべての人に無料接種を約束してくれていますが、大混乱の接種状態の中にわざわざ自国でのチャンスを捨ててまで来るべきではないですね)2)カナダの感染状況が沈静化するのを待つ

 

Don’t Risk Your Life Now.

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