大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
カナダ高校-女生徒の7人に1人が性的暴行の被害者
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カナダの高校内の暴力事件が増えているコラムを書きました。
カナダCBCニュースからの情報です。
その2日後、また今度は女子留学生には穏やかならぬニュースです。
7人に1人の割合で、女生徒が性的暴力を受けていることが明るみに出ています。
カナダ全国の割合です。
しかも、学校には何の対処法もないとか。
カナダで最近大きな問題となっている School Violenceのひとつとして大きく報道されている危険な傾向です。
一番多いケースは、男子生徒に誘われ出かけ、強制的な性交渉をされるというものです。
かなり悪質です。
SNSでのやりとりに始まり、果ては無防備な女生徒がレイプされてしまいます。
カナダの高校のクラスに20名女生徒がいるとしたら、なんと3名が性的暴力の被害を受けたことがある数字には愕然とします。
余りにも数字が高すぎるのではないかと、信じない大人が多いことも大きな問題です。
学校も、「男子生徒の教育の機会を奪うわけにはいかない。」と見当外れの見解。
被害を受ける女生徒の低年齢化も危険な兆候です。
カナダのCBCニュース班が、女生徒への性的暴行事件のあった教育委員会に出かけインタビューを試みている場面が公開されていました。
教育委員会の上層部は全く出てきません。
助手のような女性が出てきて、当たり障りのないことをボソボソ言うだけでした。
CBCに事前にメールでの問い合わせを出したそうですが、完全に無視されたので、出かけて来た挙げ句のあしらいです。
呆れます。
今年2月に実施した「カナダ高校留学受入れ学区サーベイ」でも、返事をくれた教育委員会はほんの少数だった理由がわかる気がします。
「日本の高校生をどれだけ大切にしていますか?」は全くの無視。
今回のCBCからの性的暴行事件多発への問い合わせと同じく、対応策も何もなく、誰も責任を取る人がいない実態が見えてきます。
また、批判には対応せず体質もおぞましいです。
最初から批判されると思っているということは?
女生徒も日本人留学生も、ただ適当に扱っているだけなのかも知れません。
さて、カナダ高校留学中のみなさん。
留学し、現地の友達を作ることはほぼ不可能に近いくらい難しいですよね。
その寂しさの中、親しく話しかけられたり、SNSで接触して来る男子生徒がいると有頂天になりがちだと思います。
が、無防備で精神的にも幼い日本の女子高校生は、いかにも絶好のターゲットとなりかねないことを常に頭において下さい。
守ってくれる親のいない高校留学では、自分の身は自分で守る。
周りで何が起こっているのかに注意し、危機管理を怠りなく!
(そのためにコラムでカナダの情報を発信していますからね)
Watch Out!
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